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2023 Fiscal Year Research-status Report

覚醒時ブラキシズムの超短時間検査方法の確立と診断基準の決定

Research Project

Project/Area Number 23K09249
Research InstitutionTokyo Medical and Dental University

Principal Investigator

西山 暁  東京医科歯科大学, 大学院医歯学総合研究科, 准教授 (40359675)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 石山 裕之  東京医科歯科大学, 東京医科歯科大学病院, 助教 (50782273)
宮園 敬資  東京医科歯科大学, 東京医科歯科大学病院, 医員 (50838555)
日高 玲奈  東京医科歯科大学, 大学院医歯学総合研究科, 講師(キャリアアップ) (60826139)
Project Period (FY) 2023-04-01 – 2026-03-31
Keywords覚醒時ブラキシズム / ブラキシズム / 咬筋 / 筋電図検査 / 診断基準
Outline of Annual Research Achievements

ブラキシズムはは歯ぎしり,くいしばり,歯の接触,下顎の突き出しや固定などを特徴とした反復性の咀嚼筋活動とされ,顎口腔系に様々な問題を引き起こす.ブラキシズムには睡眠時に生じる睡眠時ブラキシズム(SB)と,覚醒時に生じる覚醒時ブラキシズム(AB)があり,SBについてはすでに客観的診断を行うための検査法と診断基準が確立しており,臨床応用されている.一方,ABについてはSBと同様の検査は難しく,また診断基準も明確には示されていない.
本研究は,AB)を,患者の負担が少なく客観的に診断できる検査方法を開発(研究1)し,さらにはその診断基準を確立(研究2)することを目的としている.
2023年度においては,予備実験を数人の研究参加者を対象として行った後,研究1に関する倫理申請書の作成を行い,本学倫理審査委員会の承認を得たうえで実験を開始した.
2023年12月から研究1に対する実験を開始し,2024年2月末までに予定していた研究参加者人数に対してデータ収集を完了した.現在は得られたデータの解析を行っている最中であり,具体的な結果を公表するまでの結論は得られていない.

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.

Reason

本研究は,覚醒時ブラキシズム(AB)を短時間で診断するための検査方法の開発(研究1)と,確定した検査方法を用いた場合の診断基準の確立(研究2)を行うことを目的としている.
初年度である2023年度については,研究1を中心として研究を進めた.すでに必要なデータ収集は完了しており,現在のそのデータの解析を行っていることから,おおむね予定通り順調に進展していると評価できる.

Strategy for Future Research Activity

現在,研究1について得られたデータの解析作業を行っている.この解析により短時間で覚醒時ブラキシズムを評価可能な検査基準が確定される予定である.この確定した検査方法を用いて,覚醒時ブラキシズムの診断基準を確立する研究(研究2)へと進めてゆく予定である.

Causes of Carryover

倫理審査承認が予定よりも遅れたことから,実際の研究開始も遅れ,必要な物品購入などが年度内にすべて執行されなかった.
次年度以降,必要な物品の購入等を行う必要があることから,次年度分として余剰分を合わせて執行する予定である.

  • Research Products

    (1 results)

All 2024

All Presentation (1 results)

  • [Presentation] Establishment of new test conditions for non-functional masseter muscle activity during wakefulness2024

    • Author(s)
      Suvichaya Angkulmahasuk,西山 暁,石山裕之
    • Organizer
      第37回日本顎関節学会

URL: 

Published: 2024-12-25  

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