2023 Fiscal Year Research-status Report
光学機器と唾液と人工知能を用いた口腔癌の判別法の開発と臨床評価
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23K09347
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Research Institution | Yamagata University |
Principal Investigator |
石川 恵生 山形大学, 医学部, 講師 (00466640)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
杉本 昌弘 慶應義塾大学, 政策・メディア研究科(藤沢), 教授 (30458963)
深見 忠典 山形大学, 大学院理工学研究科, 教授 (70333987)
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Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2027-03-31
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Keywords | 光学機器 / 人工知能 / 唾液 / 代謝物 / 画像診断 |
Outline of Annual Research Achievements |
本年度は対象者の登録を中心に行った。具体的には、口腔がん患者15名、口内炎患者12名、咬傷患者15名、義歯性潰瘍患者18名、線維腫患者8名、乳頭腫患者5名、そして健常者約100名から蛍光観察装置による口腔蛍光観察画像の撮影と唾液採取を行った。採取した画像には、病変部を描出しROI(region of interest)画像として保存をしている。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
新規の口腔がん患者は1年6か月で50名の登録を予定しているが、今のところ15名にとどまっている。口腔がん以外の患者については順調に登録ができているが、残り6か月で35名の口腔がん患者を集める必要があり、やや遅れていると評価した。
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Strategy for Future Research Activity |
今年度で予定していたある程度の患者と健常者から、蛍光観察画像と唾液を取得する。今年度である程度の数を集めることができると考えており、採取した唾液の測定も開始する。
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Causes of Carryover |
本年度は想定よりも集めることができた検体数が少なかったため、次年度使用額が生じた
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