2023 Fiscal Year Research-status Report
口臭抑制:口臭と原因菌の可視化による口腔清掃の動機付け
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23K09496
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Research Institution | Fukuoka College of Health Sciences |
Principal Investigator |
石井 綾子 福岡医療短期大学, 歯科衛生学科, 講師 (10613440)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
米田 雅裕 福岡歯科大学, 口腔歯学部, 教授 (10253460)
谷口 奈央 福岡歯科大学, 口腔歯学部, 教授 (60372885)
南 レイラ 福岡医療短期大学, 歯科衛生学科, 講師 (80758079)
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Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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Keywords | QLFライト / 舌苔 |
Outline of Annual Research Achievements |
近年、治療技術および歯科材料の向上により歯冠色修復物と歯質との違いがわかりにくくなっている。審美性を求める患者の要望は満たしているが、学校健診など照明環境が不十分なところでは歯冠色修復物と健全歯との鑑別が困難で診査のミスを生じかねない。今回われわれは歯科医師免許取得直後の臨床研修歯科医48名の口腔健診実習(座位)に通常ライトと口腔健診用QLFライトを応用した。その結果、通常のライト使用時に比べ、QLFライト使用時はコンポジットレジンやオールセラミッククラウンの正解率が向上した。今後は舌苔の可視化に向けて臨床研究を行って行く予定である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
他の業務に時間を取られ、研究テーマの進捗が遅れている。
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Strategy for Future Research Activity |
QLFライトによる舌苔可視化を進める。口臭検知管の基礎データは揃ってきたので分析を行う。ラクトフェリンの研究を進める。
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Causes of Carryover |
新型コロナの影響で出張が制限されたため、出張旅費の支出が減少した。次年度、出張予定。他の業務に時間を取られ、一部の実験が開始できなかったため物品費の支出が減少した。次年度、支出予定。
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Research Products
(3 results)
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[Journal Article] Current status and factors of periodontal disease among Japanese high school students: A Cross-sectional study.2023
Author(s)
Satoru Haresaku, Akiko Chishaki, Junko Hatakeyama, Yasunori Yoshinaga, Junko Yoshizumi, Mito Yamamoto, Etsuko Matsuzaki, Ippei Hamanaka, Yusuke Taniguchi, Kimiko Ohgi, and Masahiro Yoneda.
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Journal Title
BDJ Open
Volume: 9
Pages: 29
Peer Reviewed / Open Access
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[Journal Article] 高校生における口臭の自覚とその関連要因2023
Author(s)
谷口奈央 , 米田雅裕, 畠山純子, 吉永泰周, 松﨑英津子, 濱 中一平, 堤 貴司, 谷口祐介, 大城希美子, 大曲紗生, 山本 繁, 内藤麻利江, 樗木晶子
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Journal Title
ジャパンオーラルヘルス学会誌
Volume: 18
Pages: 22-30
Peer Reviewed / Open Access