• Search Research Projects
  • Search Researchers
  • How to Use
  1. Back to project page

2023 Fiscal Year Research-status Report

Teaching professionalism to medical students using improvisation

Research Project

Project/Area Number 23K09600
Research InstitutionKyushu University

Principal Investigator

岡崎 研太郎  九州大学, 医学研究院, 助教 (90450882)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 蓮 行  京都大学, 経営管理研究部, 特定准教授 (10591555)
岡田 浩  京都大学, 医学研究科, 特定准教授 (10533838)
直井 玲子  東京学芸大学, 教育学部, 研究員 (00734295)
園部 友里恵  三重大学, 教育学部, 准教授 (80755934)
Project Period (FY) 2023-04-01 – 2026-03-31
Keywordsインプロ(即興演劇) / 医学教育 / 演劇 / コミュニケーション
Outline of Annual Research Achievements

【インプロ経験の蓄積】研究代表者の岡崎は、主として教育者向けに開催された対面でのインプロワークショップに福岡、東京などで参加した。これらのワークショップに参加し、インプロやインプロのファシリテーションに関する多様な経験を積み重ねることは、インプロを用いた医療者向け教育プログラムの設計を考え、実施するうえで、大きな助けとなった。
共同研究者の直井と園部は、各種インプロワークショップの講師を務めるとともに、インプロショーに出演するなどして、現場におけるインプロの経験知を蓄積することができた。直井と園部は、インプロと教育に関する書籍の執筆を担当した。
【ミーティング】研究チームでのミーティングをオンラインで実施した。このミーティングによって、開講予定の授業内容やシラバス、授業の目的、評価方法、振り返りレポートのテーマなどを決定していった。
【授業の開講】2023年5月から6月にかけて、九州大学医学部医学科2年生を対象とした選択授業において、「コミュニケーション入門」と題してインプロを用いた授業を新規に開講した。この授業は15人が履修し、履修者は積極的に授業に参加した。授業アンケートでは履修者の満足度が高く、各人がそれぞれの多彩な学びに気づいていることが明らかとなった。
【論文・学会発表】上記の授業開講の経験をまとめ、日本医学教育学会誌「医学教育」への論文発表や国際医学教育学会APMECでの学会発表をおこなった。また、日本医学教育学会でインプロをテーマにした参加者体験型ワークショップを開催することができた。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.

Reason

2023年5月から6月にかけて、九州大学医学部医学科2年生を対象とした選択授業において、「コミュニケーション入門」と題してインプロを用いた授業を新規に開講することができた。この経験は、日本医学教育学会誌「医学教育」に論文掲載されるとともに、国際医学教育学会APMECで口頭発表(オンライン)する機会を得た。また、2023年8月には長崎大学で開催される日本医学教育学会でインプロに関するワークショップを開催した。

Strategy for Future Research Activity

次年度は、2023年度に実施した選択授業「コミュニケーション入門」の振り返りレポートやアンケート結果をまとめて医学教育国際英文誌へ投稿予定である。
2024年度も昨年度に引き続き、4月から5月にかけて九州大学医学部医学科2年生を対象とした選択授業において、「コミュニケーション入門」と題してインプロを用いた授業の開講が決定している。
また、2024年8月に帝京大学板橋キャンパスで開催される日本医学教育学会で昨年に引き続き、インプロに関するワークショップが採択され、開催予定になっている。
加えて、薬学生を対象としたインプロ授業の開講に向けても準備を進めていく予定である。

Causes of Carryover

情報収集目的で参加予定であった国際学会がオンライン開催となったため、当初計上していた渡航費や宿泊費の支出が不要となった。
次年度は、帝京大学板橋キャンパスで開催される日本医学教育学会でインプロに関するワークショップを開催することが決まったため、この参加費・旅費・宿泊費、海外での情報収集の際の旅費・宿泊費、等に使用する予定である。

  • Research Products

    (3 results)

All 2024 2023

All Journal Article (1 results) (of which Peer Reviewed: 1 results,  Open Access: 1 results) Presentation (2 results) (of which Int'l Joint Research: 1 results)

  • [Journal Article] 待ち望んだ対面での「コミュニケーション入門」の開講経験から : インプロ (即興演劇) を用いたワークショップ型授業2023

    • Author(s)
      岡崎 研太郎
    • Journal Title

      医学教育

      Volume: 54 Pages: 668~669

    • DOI

      10.11307/mededjapan.54.6_668

    • Peer Reviewed / Open Access
  • [Presentation] Developing a medical improv elective course for pre-clinical medical students in Japan: a pilot programme.2024

    • Author(s)
      Kentaro Okazaki, Reiko Naoi.
    • Organizer
      10thAPMEC2024
    • Int'l Joint Research
  • [Presentation] 「コミュニケーションデザイン」の考え方を活用した、薬局での対話カフェ型健康教室の実践報告と考察2023

    • Author(s)
      蓮行、末長英里子、岡田浩、藤田あゆみ、黒木陽子、紙本明子、鈴木渉太、大山渓花、岡崎 研太郎
    • Organizer
      第8回日本薬学教育学会大会

URL: 

Published: 2024-12-25  

Information User Guide FAQ News Terms of Use Attribution of KAKENHI

Powered by NII kakenhi