2023 Fiscal Year Research-status Report
ワークエンゲージメント向上に向けた子育て中の就労女性ソーシャルサポート尺度の開発
Project/Area Number |
23K09629
|
Research Institution | University of Nagasaki |
Principal Investigator |
竹口 和江 長崎県立大学, 看護栄養学部, 准教授 (70709675)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
新田 祥子 長崎県立大学, 看護栄養学部, 講師 (70638064)
|
Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2027-03-31
|
Keywords | ワークエンゲージメント / 子育て中の就労女性 / ソーシャルサポート |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究は、ワークエンゲージメント向上を目指した子育て中の就労女性ソーシャルサポート尺度を開発し、信頼性・妥当性の検証を行うことを目的とする。2023年度は、正社員・正職員で育児休業取得経験があり3歳までの乳幼児をもつ子育て中の就労女性とそのパートナーを1600名(それぞれ800名ずつ)を対象にインターネット調査を実施した。調査項目は、①基本属性および業務の状況、②家族等の家事・育児のサポートおよび育児支援サービスの利用、子育て支援制度利用、③家事・育児等の家庭環境、④組織・仕事の資源、⑤ワークエンゲージメント、⑥個人の資源である。子育て中のワークエンゲージメントは、パートナーの家事・育児のサポート状況も影響するため、家事・育児のサポート状況に影響する業務の状況等も併せて調査を実施し、結果の検討を進めた。
|
Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
予定通り、ワークエンゲージメントの実態とその関連要因の検討を目的とし、調査を実施した。
|
Strategy for Future Research Activity |
2024年度は、2023年度に実施したワークエンゲージメントの実態に関する調査データの分析を行い、結果をもとにソーシャルサポート尺度の検討を進める。
|
Causes of Carryover |
文献レビューに必要な海外文献が予定した数より少なかったため、文献複写費用が少なくなった。費用は、次年度の物品や学会参加に係る旅費等に充てる。
|