2023 Fiscal Year Research-status Report
深夜の繁華街を来訪する若者のHIV/STI感染リスク行動と性暴力の予防介入研究
Project/Area Number |
23K09704
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Research Institution | Takarazuka University |
Principal Investigator |
日高 庸晴 宝塚大学, 看護学部, 教授 (40513586)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
津田 聡子 中部大学, 生命健康科学部, 准教授 (20616122)
土屋 菜歩 東北大学, 東北メディカル・メガバンク機構, 非常勤講師 (80396580)
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Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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Keywords | 性行動調査 / 性暴力予防 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は、深夜の繁華街に来訪する若者を対象にした性に関連する行動や性暴力の実態を横断調査により明らかにすると共に、知識および予防行動実践の向上・強引なナンパや性暴力の加害者にならないための予防介入プログラムを開発・実施・効果評価を行うことである。対象者の利便性と親和性に合致したコンテンツの開発を目指すことを主眼に置く。 研究1年目は量的調査実施に資するために、国内外の先行研究の検索、インフォーマント等との面会、質問票原案をまとめた。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
国内外の先行研究をさらに収集する必要があり、精度の高い質問票を開発する作業のため、やや遅れている。調査実施にあたりインフォーマントとの関係性構築は終え、2年目は量的調査に備えていく計画である。
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Strategy for Future Research Activity |
専門家やクラブ従業員等からのヒアリングを実施する計画である。また、研究2年目には量的調査実施を行う予定である。
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Causes of Carryover |
専門的知識の提供にかかる謝金及び会議費として計上していたが、当初予定していたフォーカスグループの未実施に伴い次年度に繰り越すこととなった。 関係者や専門家からの情報収集やその際の謝金、調査実施経費として使用予定である。
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