2023 Fiscal Year Research-status Report
メンデルランダム化解析:コーヒー摂取と肝疾患リスクとの関連
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23K09745
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Research Institution | Nagoya City University |
Principal Investigator |
中川 弘子 名古屋市立大学, 医薬学総合研究院(医学), 講師 (70738608)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
若井 建志 名古屋大学, 医学系研究科, 教授 (50270989)
大谷 隆浩 名古屋市立大学, 医薬学総合研究院(医学), 講師 (30726146)
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Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2027-03-31
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Keywords | コーヒー / コーヒー摂取行動関連遺伝子多型 / 肝機能酵素 / 脂肪肝 |
Outline of Annual Research Achievements |
コーヒー摂取が脂肪肝をはじめとした各種肝疾患リスクを予防できるか、という疑問について研究を行う。まずは、コーヒー摂取と生活習慣病関連マーカーとして中性脂肪値との関連について検討を行った。日本多施設共同コホート研究(J-MICC)岡崎研究の対象者7300名を解析し、コーヒーを1杯摂取するごとにlog中性脂肪値が男性では0.012、女性では0.016減少することが判明し、国際学会Global Public Helath2023で発表を行った。現在、J-MICC岡崎研究対象者において、コーヒー摂取と肝機能酵素(AST、ALT、γ-GTP )との関連について、コーヒー摂取行動関連遺伝子多型が関連を修飾するのかも考慮し、検討を行っている。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
まずはコーヒー摂取と中性脂肪値についての関連を学会発表することができた。また、解析を実施できる程度の人数でコーヒー摂取行動遺伝子多型の情報が得られたため、早めにコーヒー摂取と肝機能酵素値との関連について解析を進められている。さらなるタイピングを進める予定である。
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Strategy for Future Research Activity |
現在、J-MICC岡崎研究対象者において、コーヒー摂取と肝機能酵素(AST、ALT、γ-GTP )との関連について、コーヒー摂取行動関連遺伝子多型が関連を修飾するのかも考慮し、検討を行っている。コーヒー摂取行動関連遺伝子多型について、さらなるタイピングを進める。今後は、J-MICC 研究静岡・大幸地区7840人において、GWAS によりコーヒー摂取との関連が認められた遺伝子多型について関連が再現されるかについても検証する。また、岡崎地区対象者において、腹部エコー情報から得られた脂肪肝や肝硬変について、コーヒー摂取との関連についても検討を行いたいと考えている。
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Causes of Carryover |
まずはコーヒー摂取と生活習慣病関連マーカー(中性脂肪)について、すでに整理されたデータの中から検討を行った。コーヒー摂取行動遺伝子多型については、次年度以降さらに解析対象を増やして解析基盤を整える予定である。
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Research Products
(7 results)