2023 Fiscal Year Research-status Report
助産師のストレス尺度開発および助産業務におけるCOVID-19の影響に関する探索研究
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23K09799
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Research Institution | Tokyo Medical University |
Principal Investigator |
原田 通予 東京医科大学, 医学部, 講師 (40459673)
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Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2027-03-31
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Keywords | ストレス反応尺度開発 / 助産師 / ストレス / 助産管理 / COVID-19 / 助産業務 / ストレス反応 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は、1.助産師自身がストレスやストレス反応を自己評価できる尺度(MSRS:Midwives Stress Reaction Scale)を開発し、ストレス低減のための一助とすることができる。2.コロナの影響の現状とストレスの関連を調査し、今後起こり得る感染症や緊急事態の対応の示唆を得ることである。 2023年度は本調査を行うために文献検討を行い、国内外における助産師のストレス、ストレス反応の定義、下位概念等を明確にした。また、令和4年に第1研究として助産師のストレスとストレス反応を調査を行ったため、令和5年は、質的記述的に分析を行った。第1研究で明らかになった助産師のストレスとストレス反応から、下位概念を抽出し、先行研究と検討を行い、81項目の尺度原案を作成した。その後、内容妥当性、表面妥当性の検証のために専門家会議を行い、作成した尺度原案は81項目から38項目になった。第2研究は、尺度原案の信頼性と妥当性の検証を行うことを目的として、全国の助産師を対象に調査実施した。研究承諾が得られた47病院に調査を実施した。現在は第1回目調査結果を分析し、再テストの調査表の回収を行っている。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
1: Research has progressed more than it was originally planned.
Reason
令和5年までに文献検討、第1研究を実施し、令和5年度は尺度項目について分析を行い、尺度原案を作成することができた。さらに予備調査、専門家会議を実施し、尺度原案を修正し、信頼性・妥当性の検証のための調査を実施することができた。 現在、1回目の調査は全数回収し、再テストの調査表の回収を行っている。 当初の計画では令和7年度までに第2研究を開始する予定であったが、事前準備を行った結果、初年度である令和5年度に調査を行うことができた。
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Strategy for Future Research Activity |
令和6年は、現在、回収している調査票を分析し、信頼性・妥当性の確保を行う予定である。また、再テスト法を行うことにより、時間的安定性の確保をする予定である。 本調査の結果は、学会、学術論文として国内外で発表する予定である。
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Causes of Carryover |
現在、調査途中であるために調査を行うために必要な予算の執行ができなかった。そのため、調査が終了後に計画していた予算を執行する予定である。
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Research Products
(4 results)