2023 Fiscal Year Research-status Report
Evaluations of Social Support System using Gamification for Diabetic patients.
Project/Area Number |
23K09815
|
Research Institution | Kobe City College of Nursing |
Principal Investigator |
稲垣 聡 神戸市看護大学, 看護学部, 助教 (70785451)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
加藤 憲司 神戸女子大学, 看護学部, 教授 (70458404)
|
Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2026-03-31
|
Keywords | 糖尿病 / 自己管理支援 / ゲーミフィケーション / ピア・サポート / e-health / Consumer Health / 動機づけ |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は、ゲーミフィケーションを組み込んだ糖尿病自己管理支援システムが、糖尿病患者の自己管理行動の動機付けに有用かを評価することである。 初年度には、スマートフォンアプリ「みんチャレ」を用いた介入研究の長期的な効果を検証する予定であった。計画通りに介入前後のデータ収集を終え、現在はデータ分析の段階にある。短期間の利用では、チームメンバーからの情緒的支援や社会的比較効果により、健康的な生活習慣が動機づけられる可能性があることが報告した。 同時に、研究参加者数が少なかったことから、ヘルスケアアプリの導入に関する心理的障壁についても調査する必要が生じた。この件についても研究倫理審査を受け、研究実施体制を整えた。
|
Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
研究参加者数が少なかったことに関連した新たに調査をする必要が生じたため。また、第1報の論文の査読に時間を要しており、長期効果を示すことができていないため。
|
Strategy for Future Research Activity |
ゲーミフィケーションを組み込んだアプリの長期効果について分析結果を報告する予定であり、可能であれば複数のアプリケーションでの比較検討を行う。 また、ヘルスケアアプリの導入に関する心理的障壁に関する調査を実施し、結果をまとめる。
|
Causes of Carryover |
初年度の調査費用が翌年に繰り越されたため。研究は概ね順調に経過しており、すでに支出は確定している。
|
Research Products
(3 results)