2023 Fiscal Year Research-status Report
1年未満に離職した新卒看護師を担当したプリセプター看護師の体験の研究
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23K09858
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Research Institution | Aomori University of Health and Welfare |
Principal Investigator |
神成 真 青森県立保健大学, 健康科学部, 講師 (20883656)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
合田 恵理香 日本医療大学, 保健医療学部, 講師 (60756641)
手塚 祐美子 青森県立保健大学, 健康科学部, 助教 (40610829)
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Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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Keywords | 新卒看護師 / プリセプター / 離職 / 体験 / 現象学 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は、「1年未満に離職した新卒看護師」を担当したプリセプター看護師の体験を明らかにすることである。研究の対象者は、現象学的研究では6名程度が望ましい(サンデロウスキー,2013)となっているため、6名と設定した。 本年度は、研究実施に関わる倫理審査の承認を得た後、プリセプターシップを導入している病院のゲートキーパーと考えられる看護部門責任者へ協力依頼を行った。そして、協力の得られた看護部門責任者からの機縁法により、「1年未満に離職した新卒看護師」のプリセプター役割を担ったことがある看護師を紹介いただいた。 紹介の結果、3施設、5名の対象者から研究協力が得られ、ライフストーリー・インタビューの方法を用いた非構造化面接を行った。インタビューの導入は「1年未満に離職した新卒看護師のプリセプターをすると知ったのはいつであったか」について尋ね、徐々に体験したことに関する自由な語りを促した。インタビューは1回1時間程度で実施し、1名につき2回行った。2回目のインタビューでは、1回目のインタビューで気になった内容について尋ねた。そして、対象者がもう十分に体験について語ったとなった時点でインタビューを終了した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
本年度、プリセプターシップを導入している病院の看護部門責任者からの機縁法により、3施設、5名の対象者から研究協力が得られた。そして、1名につき2回のライフストーリー・インタビュー法を用いた非構造化インタビューの実施ができ、対象者の5名はもう十分に体験について語ったとなった時点でインタビューを終了した。
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Strategy for Future Research Activity |
現象学的研究で必要とされる設定した6名の対象者からのインタビューができていないため、次年度も引き続きプリセプターシップを導入している病院のゲートキーパーと考えられる看護部門責任者へ協力依頼を行い、対象者を紹介いただく。また、インタビューデータを逐語録化し、Colaizziの方法(1978)を用いた質的帰納的分析を行い、学会発表の準備や論文の執筆を進めていく。
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Causes of Carryover |
本年度は、対象者のインタビューが5名しかできなかった。そのため、次年度も引き続き対象者の紹介を依頼しインタビューを行う必要がある。したがって、実施できなかったインタビューに関わる費用、学会発表や論文投稿費に充当する。
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