2023 Fiscal Year Research-status Report
看護大学生のスタディ・エンゲイジメントの充実に関連する要因の解明
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23K09875
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Research Institution | Nishikyushu University |
Principal Investigator |
大川内 鉄二 西九州大学, 看護学部, 講師 (80910207)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
田山 淳 早稲田大学, 人間科学学術院, 教授 (10468324)
草野 洋介 西九州大学, 看護学部, 教授 (70325637)
安部 恵代 西九州大学, 健康栄養学部, 教授 (90372771)
武岡 敦之 長崎大学, 保健センター, 客員研究員 (10807051)
中島 洋子 西九州大学, 看護学部, 教授 (20279235)
中島 富有子 福岡看護大学, 看護学部, 教授 (80592980)
應戸 麻美 西九州大学, 看護学部, 准教授 (20760474)
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Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2027-03-31
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Keywords | スタディ・エンゲイジメント |
Outline of Annual Research Achievements |
現在の看護基礎教育でも卒後を見据えた教育は行われているが、新人看護師の離職率は増加しており、基礎教育の段階からの対策が必要である。そこで、学習への積極的な取り組みである新たな概念「スタディ・エンゲイジメント」に焦点を当て、看護師を志す看護大学生のスタディ・エンゲイジメントの充実に関連する要因を解明し、看護大学生のスタディ・エンゲイジメント向上に必要な方略を探索する。これにより、効果的な学習支援方法、ストレスマネジメント能力を向上させる支援が可能となる。 「研究の目的」は、学習への積極的な取り組みである新たな概念「スタディ・エンゲイジメント」に焦点を当て、看護師を志す看護大学生のスタディ・エンゲイジメントの充実に関連する要因を解明し、看護大学生のスタディ・エンゲイジメント向上に必要な方略を探索することが本研究の目的である。看護大学生のエンゲイジメントの客観的理解により、教育の可能性が創成され、看護基礎教育の段階からの効果的なスタディ・エンゲイジメント向上への介入が可能となる。さらに、看護大学生の学習意欲を向上させ、新人看護師の離職率の予防にも繋げることが期待できる。 令和5年度には、自記式質問紙を完成させ、プレテストを実施する予定であったが、質問項目の検討など自記式質問紙作成に時間を要しており、現在に至っている。質問項目に関しては、共同研究者とミーティングを行い検討している。そこで、令和6年度には質問紙を完成させ倫理審査委員会にて承認が得られるように計画を進めている。また、近隣の看護大学に研究協力の申請を実施し、協力が得られた看護大学と具体的な調査の日程調整を行っていく予定である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
令和5年度には、自記式質問紙を完成させ、プレテストを実施する予定であったが、質問項目の検討など自記式質問紙作成に時間を要しており、現在に至っている。質問項目に関しては、共同研究者とミーティングを行い検討している段階である。質問項目の決定後は、質問紙を作成し、プレテストを実施していく。
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Strategy for Future Research Activity |
令和6年度は、自記式質問紙を完成させるために、共同研究者と打ち合わせを実施し、質問紙完成に向けて調整していく。質問紙完成後は、プレテストを実施し研究遂行が可能かを判断していく。
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Causes of Carryover |
次年度使用額が生じた理由として、当該年度に購入予定の機器等の購入が行えていないためである。今後は研究の円滑な推進のため、当該年度に未購入の物品を購入していく予定である。また、今後は共同研究者との打ち合わせの機会が生じてくるため、旅費も必要になってくる。
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