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2023 Fiscal Year Research-status Report

COVID19によるスティグマが看護師の精神健康とワークライフバランスに及ぼす影響

Research Project

Project/Area Number 23K09881
Research InstitutionUniversity of the Ryukyus

Principal Investigator

豊里 竹彦  琉球大学, 医学部, 教授 (40452958)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 眞榮城 千夏子  琉球大学, 医学部, 講師 (70295319)
Project Period (FY) 2023-04-01 – 2028-03-31
Keywords看護師 / COVID-19 / 精神健康 / 社会的スティグマ / 労働環境
Outline of Annual Research Achievements

本研究では,COVID-19禍にある看護師の精神健康と労働環境および社会的スティグマの関連について検討することを目的とした.質問紙の作成のため、COVID-19、看護師、精神的健康、身体的健康、離職、離職意向、差別などをキーワードに文献レビューを行った。その結果、COVID-19による離職意向の予測因子は、看護師の性別、年齢、職歴、配偶者の有無、国籍などの基本属性が要因となっていることが示唆された。また、労働条件や労働環境としては、配属病棟、給与、組織的コミットメント、専門的なコミットメント仕事要求度、受動性および作業量が報告されていた。また、COVID-19感染患者の看護ケアの経験、職場で患者にケアを提供する頻度、パンデミック予防に関連するケアの学習経験、管理者のリーダーシップと支援のあり方が上げられた。さらに、COVID-19感染への恐怖、身体的健康状態や心理状態、燃え尽き、仕事の満足度および職場内いじめとの関連が示唆されていた。
研究対象施設の選定において、公表されているCOVID-19患者を受け入れている26施設に依頼することとした。また、対象者については、1施設あたり、COVID-19患者を受け入れている病棟1つ、COVID-19患者を受け入れており、さらに一般の患者を受け入れている一般病棟1つおよびCOVID-19患者を受け入れていない病棟1つを選んでもらった。
これらの結果と条件を基に、質問紙を作成し、現在調査が終了し分析を行なっている。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.

Reason

計画通り、順調に進んでおり、今後学会発表および論文投稿に向けて取り組む必要がある。

Strategy for Future Research Activity

今回の調査結果をさらに詳細に分析を行い、感染症に対する取り組みの必要性について吟味する。また、自由記述でA4用紙15枚程度ある記述より、感染症による社会的スティグマについて詳細な分類を行う。

Causes of Carryover

本年度分析を行うため、SPSS(統計解析ソフト)を購入する予定であったが、入力中のため購入に至らなかった。次年度にSPSSを購入するため、費用を繰り越す必要があった。また、新型コロナにより海外での成果発表ができなかったが、次年度に行う予定であり、その費用を繰り越した。

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Published: 2024-12-25  

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