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2023 Fiscal Year Research-status Report

新卒看護師の職場適応を促す情報探索ナビゲーションガイドの開発

Research Project

Project/Area Number 23K09912
Research InstitutionMeio University

Principal Investigator

グレッグ 美鈴  名桜大学, 公私立大学の部局等, 教授 (60326105)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 脇坂 豊美  甲南女子大学, 看護リハビリテーション学部, 准教授 (50315321) [Withdrawn]
林 千冬  神戸市看護大学, 看護学部, 教授 (60272267)
Project Period (FY) 2023-04-01 – 2027-03-31
Keywords情報探索 / 新卒看護師 / 職場適応 / ナビゲーションガイド
Outline of Annual Research Achievements

本研究は、新卒看護師の職場適応を促すための新卒看護師と先輩看護師が活用できる情報探索ナビゲーションガイドを開発することを最終目的としている。今年度は、ガイド作成の資料とするためにインタビュー調査を実施した。インタビューの目的は、新卒看護師の職場適応と情報探索との関連性を明らかにすることであった。病院看護部に研究依頼を行い、臨床経験3年目以上の新卒看護師を指導する先輩看護師と病棟師長の紹介を受けた。その結果、3病院に勤務する先輩看護師14名と5病院に勤務する病棟師長10名のインタビューを行うことができた。
インタビューでは、新卒看護師が職場に馴染むうえで戸惑っていること、職場に馴染むために必要となる情報、新卒看護師の情報探索の状況およびその支援について1時間程度の半構造化インタビューを実施した。
インタビュー内容は現在分析中であるが、新卒看護師は病棟に馴染むうえで、様々な戸惑いや困難を感じていること、新卒看護師の情報探索(自ら情報を獲得する、情報を提供される)の状況に対する先輩看護師と病棟師長の捉え方、上手く探索が可能な新卒看護師の特徴、先輩看護師と師長による情報探索の支援の具体的内容が明らかになりつつある。新卒看護師の個人差は大きいものの、全体として情報探索には困難を感じている者が多いこと、近年では新型コロナウイルス感染症のため、臨地実習が少なかったことが影響しているとの見方もあった。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.

Reason

2023年度は、臨床経験3年目以上の先輩看護師と病棟師長各15名のインタビューを計画し、14名の先輩看護師、10名の病棟師長のインタビューが終了した。病棟師長についてはさらに2名の研究参加候補者からインタビュー実施の承諾が得られており、おおむね順調に進展している。

Strategy for Future Research Activity

今後は、インタビューの分析を終えること、新たに新卒看護師を研究参加者としてインタビューをすること、質問紙調査を実施することが2024年度の課題であるため、早めに倫理審査申請を予定している。インタビューおよび質問紙調査は新卒看護師を対象としているため、実施時期については、ある程度仕事に慣れた頃にする必要があると考えている。

Causes of Carryover

24名のインタビューが終了したが、全てオンラインを使うことになったため、旅費が大幅に削減できた。

URL: 

Published: 2024-12-25  

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