2023 Fiscal Year Research-status Report
SSTの技法を用いたコミュニケーション教育の実装研究
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23K09913
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Research Institution | Hirosaki Gakuin University |
Principal Investigator |
阿部 智美 弘前学院大学, 看護学部, 准教授 (70347201)
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Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2027-03-31
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Keywords | コミュニケーション |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究では、Social Skills Training(以下、SSTと略記)の技法を用いたコミュニケーション教育の実装について検討する。SSTの実践の促進要因、阻害要因を明らかにし、得られた知見から看護学生のSSTの技法を用いたコミュニケーション教育を推進させるための方策を検討する。 2023年度は、研究準備としてSSTの実践に関する文献から、実装研究のための統合フレームワーク(Consolidated Framework for Implementation Research 以下、CFIRと略記)を用いてSSTの実践の促進要因や阻害要因の検討を行う予定とした。しかし、SSTの実践に関する対象文献が絞り込めず、CFIRの項目にSSTの実践の文献の該当内容を当てはめていくことに難航している。そのため、今後はCFIRを用いて文献検討を行った先行研究を読み込み、文献抽出のプロセスやCFIRの項目への分類について検討していきたい。その文献検討の成果から、SSTの実践の促進要因や阻害要因の抽出に繋げていきたい。 さらに、文献検討よって得られた知見から、SSTの技法を用いたコミュニケーション教育の促進要因、阻害要因を明らかにするために、インタビュー調査のインタビューガイドを作成予定である。作成したインタビュー調査の研究計画書は、倫理審査の承認を得て研究実施へと進めていきたい。研究実施に向けて研究協力者との調整を進めていく予定である。 その他に、今年度は文献収集や研修会への参加を通してSSTに関する動向等の情報収集を行った。 CFIRに関する先行研究や講演の動画視聴を通じて、情報収集に努めた。また、看護基礎教育でのコミュニケーション教育の動向についても文献検討を行った。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
2023年度はCFIRに関する先行研究を読み込み、SST の実践の文献抽出について検討した。文献抽出のプロセスやCFIRの項目への分類に難航している。
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Strategy for Future Research Activity |
2024年度は、文献検討をまとめ、インタビュー調査の研究計画書を作成し、倫理審査を受けて研究を進めていきたい。
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Causes of Carryover |
2023年度の使用額については、文献検討を中心に行ったため、次年度使用額が生じている。 2024年度の使用額については、文献検討の結果の公表や、インタビューガイドを作成し、研究計画を実施する際に、旅費や謝金として使用する。
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