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2023 Fiscal Year Research-status Report

急性期意識障害患者の意識回復に効果のある快適刺激基準の開発

Research Project

Project/Area Number 23K09939
Research InstitutionShowa University

Principal Investigator

田中 晶子  昭和大学, 保健医療学部, 教授 (90424275)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 政岡 ゆり  昭和大学, 医学部, 准教授 (70398692)
Project Period (FY) 2023-04-01 – 2028-03-31
Keywordsタッチング / 呼吸 / 快適性
Outline of Annual Research Achievements

快刺激は、呼吸を変化させ脳の賦活化を促進させる刺激であると考えた。そこで今回は、脳を賦活する快刺激として、触覚に嗅覚・聴覚刺激も加え快刺激の程度は主として呼吸の変化で判定する。即ち意識障害患者の言葉に出来ない情動を「呼吸」を指標として理解し、個々に応じた快刺激や快適なケアを提供する事で急性期意識障害患者の意識回復に役立てる事を目的とする。今年度被験者は成人期・老年期の健常者30名程度とし、触覚・嗅覚・聴覚の刺激をそれぞれ数分間ずつ計画的に実施し、情動の評価として呼吸機能は、ポータブル・レスピトレース装置(米国A.M.I社,サニタ商事)で、一回換気量や肺気量、吸気・呼気時間を測定・解析する。脳波は簡易脳波計ブレインプロ (FM-939)を用いて測定・解析する。オキシトシンやコルチゾールのストレス活物質を唾液から採取し分析は外注する。心拍数は、心拍ゆらぎリアルタイム解析(MemCalc/Tarawa)を用いて測定・解析する。心理尺度は、STAI(State-Trait Anxiety Inventory)VAS(Visual Analogue Scale)で測定する予定であった。しかしポータブル・レスピトレース装置が換気量や肺気量を測定する際かなりの誤差があることが明らかになった為、どのような方法で快適基準を測定するとより簡便で明確な基準が得られるかを、文献検討および学会に参加し調査した。
文献レビュー及び諸学会に参加した結果、快適刺激を測定する方法として、呼吸数を測定する簡易な機器以外に指尖脈波や末梢血流を測定する方法もあることが明らかになった。
来年度は、この結果から、簡便に測定できる指尖脈波の機器購入し、研究倫理を申請して健常者で実施していく予定である。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

4: Progress in research has been delayed.

Reason

今年度呼吸機能は、ポータブル・レスピトレース装置(米国A.M.I社,サニタ商事)で、一回換気量や肺気量、吸気・呼気時間を測定・解析する予定であった。しかしこの装置の測定に誤差がでることが明らかになった為、購入を取りやめ、研究結果にあった測定機器を見付けるのに時間を用し、研究倫理の申請ができなかった。

Strategy for Future Research Activity

今年度購入予定であった一回換気量や肺気量、吸気・呼気時間を測定・解析できるポータブル・レスピトレース装置(米国A.M.I社,サニタ商事)は、測定に誤差がでることが明らかになった為購入を取りやめた。来年度は今年度検討した機器を購入し、健常者で実験を実施する予定である。

Causes of Carryover

今年度呼吸機能は、ポータブル・レスピトレース装置(米国A.M.I社,サニタ商事)を購入し、一回換気量や肺気量、吸気・呼気時間を測定・解析する予定であった。しかしこの装置の測定に誤差がでることが明らかになった為、購入を取りやめ、研究結果にあった測定機器が見つからず時間を用した為、購入を延期した。

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Published: 2024-12-25  

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