2023 Fiscal Year Research-status Report
BPSDにより精神科病院に入院中の認知症者に対する多職種コンチネンスケアモデル開発
Project/Area Number |
23K09947
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Research Institution | Junshin Gakuen University |
Principal Investigator |
脇崎 裕子 純真学園大学, 看護学科, 講師 (90389487)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
藤野 成美 佐賀大学, 医学部, 教授 (70289601)
藤本 裕二 佐賀大学, 医学部, 助教 (30535753)
古野 貴臣 佐賀大学, 医学部, 助教 (90775363)
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Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2027-03-31
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Keywords | 精神科病院 / 認知症 / BPSD / コンチネンスケア |
Outline of Annual Research Achievements |
排泄問題は根源的に人間の尊厳に関わるため,その人にとってベストな排泄状態を目指すケアと定義されるコンチネンスケアは,認知症症状の多彩性に対し,多職種が有機的に連携したケアモデルとしての具現化が喫緊の課題である. そこで本研究は, 「BPSDにより精神科病院に入院中の認知症患者に対する多職種協働コンチネンスケアモデルの開発」を試みる.本年度は,精神科病院に入院する要介護認知症患者の排泄問題の現状とコンチネンスケアにおける課題の抽出、精神科病院に入院中の要介護認知症患者に対する携帯型超音波検査装置(携帯型エコー)を用いた直腸観察による便秘への効果について調査を実施した。本モデルの実用化は,個別性を重視した尊厳性の高いコンチネンスケア実践につながり, ひいては認知症患者のQOL向上と医療費削減に寄与すると考える.
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
当初予定していた研究スケジュールに沿って、調査が実施できている。
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Strategy for Future Research Activity |
現在、インタビュー調査と介入研究を継続中のため、次年度はその研究成果をまとめ、コンチネンスケアモデル開発に向けて準備する。
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Causes of Carryover |
インタビュー調査を継続中であり、旅費を多く使用する地域での調査は次年度となったため、差額が生じた。
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