2023 Fiscal Year Annual Research Report
Development of Digital Nursing Teaching Materials Using ICT Equipment for Family Support in Child Psychiatric Wards
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23K10014
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Research Institution | Sophia University |
Principal Investigator |
石田 徹 上智大学, 総合人間科学部, 助教 (10633076)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
田辺 大介 東京工科大学, 医療保健学部, 助教 (70867150)
中村 裕美 東京医療保健大学, 看護学部, 講師 (90645904)
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Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2024-03-31
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Keywords | 児童精神科看護 / 家族支援 / デジタル教材 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究課題では、児童精神科病棟における家族支援のためのICT機器を用いたデジタル看護教材の開発とその有効性の検証を目的とした。そのデジタル教材は、科研費(18K10349)で作成した『新人看護師のあなたにおくる児童精神科病棟における家族支援ガイドライン:はじめの家族支援Q&Aと事例集』の内容と連動したもので、新人看護師にとって家族支援をよりイメージしやすく、臨床現場に則したものとなり、児童精神科看護における家族支援に貢献できることが期待されるものである。初年度である2023年度は、デジタル教材の制作に必要な準備をする予定であった。6月に第1回科研会議(キックオフミーテイング)を開催し、スケジュールの確認やチーム編成(教材制作チームと検証チーム)が行われた。それぞれのチームが進めていくこととなり、教材制作チームは、まず家族支援ガイドラインに掲載している一つの事例について、デジタル教材のコンテンツとしてセリフも含めた流れをツリーという形で検討することとなった。また同時に、教材コンテンツについて関連業者(デザイナー)に相談し、大まかなコンテンツイメージ案や使用するイラスト案などの作成を依頼し制作してもらった。検証チームは、教材の有効性の検証に用いる評価方法等について検討を行っていた。以上の通り、当初の計画通り、本課題は順調に遂行されていたが、研究代表者が所属機関における任期満了に伴い退職したことにより、科研費応募資格を喪失したため、本研究課題は廃止に至った。
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