2023 Fiscal Year Research-status Report
助産学生へのバースレビュー実践能力の獲得に向けたシミレーション教育の開発
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23K10055
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Research Institution | Mie University |
Principal Investigator |
安積 陽子 三重大学, 医学系研究科, 教授 (40336847)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
近藤 桃子 三重大学, 医学系研究科, 助教 (50817947)
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Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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Keywords | バースレビュー / 助産学生 / シミレーション教育 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究課題では、以下の学術的問いを明らかにする:1)助産学生を対象としたシミレーション学習を取り入れたバースレビュー獲得に向けた教育プログラムを明らかにする、2)バースレビュー獲得に向けた教育プログラムを実施し教育効果を明らかにする。本課題は、3年間で達成することを目標とする。2023年度に教育プログラムを作成し、2024年度と2025年度は、三重大学を含む三重県内の助産師養成校(以下、協力校とする)の協力を得て教育プログラムの実施と効果検証を行う。 初年度に当たる今年度は、①シミレーション学習の実施体制を整備すること、②バースレビューのシミレーションプログラムにおいて、中心要素のとなる「傾聴」に関する演習内容の検討を行った。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
教育プログラムの作成に向けて、バースレビューのシミレーションプログラムにおいて、中心要素のとなる「傾聴」に関する演習内容の検討、シミレーションにおける実習フィードバックシステムPF-Noteを用いる授業展開を行うための環境整備を行うことができた。
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Strategy for Future Research Activity |
今年度は、シミレーションシナリオの作成を開始し、完成を目指す。さらに、具体的な教育プログラムの効果検証のための実験デザインの計画、近隣大学への教育プログラム協力要請を行う。
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Causes of Carryover |
今年度の目標の一つであった、実習フィードバックシステムPF-Noteの設置は、十分に実現することができたが、未使用額生じた。次年度使用額は、その他の教育プログラムの実施と効果検証に充てる。
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