2023 Fiscal Year Research-status Report
後期早産児への母乳母乳育児早期アウトリーチモデルの効果検証
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23K10096
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Research Institution | Tokyo Health Care University |
Principal Investigator |
佐藤 いずみ 東京医療保健大学, 看護学部, 准教授 (70735977)
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Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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Keywords | 後期早産児 / 母乳育児支援 / 母乳育児 / 教育プログラム / アウトリーチ / 早産児 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は後期早産児:Late Preterm Infant(以下、LPIs)と母親を対象とした分娩施設退院後早期からの母乳育児アウトリーチモデル(以下、アウトリーチモデル)を開発しその効果を検証することである。研究デザインは準実験研究で介入群(アウトリーチモデルによる介入を受けた者)、対照群(通常のケアを受けた者)を設定した2群を介入直前、1か月後、4か月後に比較する。2023年度は介入方法を検討する上で参考としたAssociation of Women’s Health, Obstetric and Neonatal Nurses : AWHONN(2013)が提唱した後期早産児の転帰を最適化するための概念フレームワーク(以下、LPIs 概念フレームワーク)を使い具体的な介入の案を検討した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
研究協力施設への依頼を行っているが助産所での分娩件数の減少に伴い、助産所で母乳育児支援を希望する母親も減少しているため研究協力施設及び研究協力者のリクルートが困難であったことからやや遅れていると評価した。
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Strategy for Future Research Activity |
LPIs 概念フレームワークに基づきケアを提供方法を文書化する。研究協力施設及び研究協力者のリクルートを引き続き行う。
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Causes of Carryover |
2023年度は研究協力施設に研究協力依頼を行うための旅費を計上していたが対面での研究協力依頼ができなかったため当初予定していた予算を執行できなかった。また、学習管理システムを稼働させるためのパソコン購入費を計上していたが学習管理システムの準備段階であるため購入を見合わせた。そのため当初、計上していた予算を執行することができなかった。 2024年度は、研究協力施設への説明を行い同意を得ることを予定している。直接、施設に行くための旅費、資料印刷費用を執行する事を計画している。また、学習管理システムの準備を完了しシステムを実際に、稼動させるためのパソコンを購入するための費用を執行する事を予定している。
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