2023 Fiscal Year Research-status Report
Development of a simulation education program for the parturient period in outcome-based education
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23K10107
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Research Institution | Kagoshima University |
Principal Investigator |
井上 尚美 鹿児島大学, 医歯学域医学系, 教授 (70264463)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
若松 美貴代 鹿児島大学, 医歯学域医学系, 准教授 (50433074)
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Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2027-03-31
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Keywords | 助産師教育 / 分娩期シュミレーション / アウトカム基盤教育 / 教育プログラム |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究は助産師教育における日本の周産期医療の現状をアウトカムと連動させた教育内容の開発であり、OSCEの評価項目・レベルとシミュレーションのシナリオを連動させたプログラム開発を目指している。研究は、【研究1】助産師の実践で求められる能力・技術項目とレベルの調査【研究2】分娩期シミュレーションのシナリオ・OSCE項目・評価の作成【研究3】OSCE・シミュレーション教育の実施【研究4】OSCE・シミュレーション教育の評価 の4つの研究を段階的に実施する。 本年度は【研究1】助産師の実践で求められる能力・技術項目とレベルの調査実施にむけ、先行文献並びに既存のシミュレーション教育のシナリオから、1)シミュレーション教育でのトレーニング種類の決定、2)インタビューガイドの作成を行った。 1)については、本研究では臨床で遭遇する状況や状態を材料とするため、ノンテクニカルな部分(臨床推論、アセスメント、判断など)の強化を目指すシチュエーションベースド・トレーニングの学習の流れで実施することにした。2)では①臨床で多くであう事例について、②その際の進行の診断に必要な手技ついて、③その際の分娩介助に必要な手技について、④異常発生時の母子への介入に必要な手技について で構成された。今後は2)で作成したインタビューガイドと「助産師教育の技術項目と卒業時の到達度」を参考にした技術項目の到達レベルを用いて助産師からの聞き取り調査を実施予定である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
本年度中に助産師へのインタビュー調査を終える予定であったが、対象者の選出や依頼に時間を要してしまいまだ終えられていないため。
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Strategy for Future Research Activity |
次年度中に【研究1】助産師の実践で求められる能力・技術項目とレベルのインタビュー調査を終える予定であるが、テープおこしなどは補助者を雇用し短期間で分析が行えるようにする。その後、【研究2】分娩期シミュレーションのシナリオ・OSCE項目・評価の作成に取り掛かるが、その際はシミュレーションシナリオ経験のある助産師から専門的知識の提供を受けながら実施する予定である。さらにOSCE項目選定やルーブリックを用いた評価表作成では、定期的に検討会をスケジュールし進めていく予定である。
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Causes of Carryover |
本年度終了予定であったインタビュー調査を次年度も引き続き実施する予定になったため。
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