2023 Fiscal Year Research-status Report
外来における先天性心疾患をもつ幼児の主体性を育むための看護支援モデルの実装研究
Project/Area Number |
23K10155
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Research Institution | Sapporo Medical University |
Principal Investigator |
田畑 久江 札幌医科大学, 保健医療学部, 准教授 (60323408)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
今野 美紀 札幌医科大学, 保健医療学部, 教授 (00264531)
水野 芳子 東京情報大学, 看護学部, 准教授 (20730360)
浅利 剛史 札幌医科大学, 保健医療学部, 講師 (40586484)
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Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2028-03-31
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Keywords | 先天性心疾患 / 幼児 / 主体性 / 看護支援モデル / 外来 |
Outline of Annual Research Achievements |
2023年度は大きく2つの活動を行った。1つ目は、「先天性心疾患をもつ幼児の主体性を育むための看護支援モデル」をより活用しやすいものとする目的で、先天性心疾患をもつ幼児にかかわる熟練看護師を対象とした調査を行った。熟練看護師が看護支援モデルをどのような場面でどの項目を活用できると認識しているかを調査した。この調査結果については論文にまとめ、現在、投稿中である。2つ目は、「先天性心疾患をもつ幼児の主体性を育むための看護支援モデル」を外来にて実装するための研究のために、研究グループを組織し、実現可能性を考慮して具体的な調査計画を議論した。現在、倫理審査と研究協力施設の募集を進めている。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
2023年度は研究代表者および分担者の大学での役割が急増したことと、研究対象となる外来での研究実施について困難との情報を得て、研究計画を練り直すことになったことなどから、やや進捗状況が遅れることとなった。
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Strategy for Future Research Activity |
現在、研究計画書の倫理審査を進めているところであるため、承認が得られれば、速やかに研究の実施を進める予定である。
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Causes of Carryover |
研究実施に遅れがあったため、当該年度に購入予定であったPC等は次年度に購入する予定である。次年度の研究実施に合わせてPC等の物品、交通費等に使用していく。
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