2023 Fiscal Year Research-status Report
重症心身障害児(者)における接触型体温計による情動反応の評価法開発
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23K10169
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Research Institution | Setsunan University |
Principal Investigator |
池田 友美 摂南大学, 看護学部, 教授 (70434959)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
宮本 征一 摂南大学, 理工学部, 教授 (80273316)
鯵坂 誠之 大阪公立大学工業高等専門学校, その他部局等, 教授 (60634491)
鎌田 佳奈美 摂南大学, 看護学部, 教授 (30252703)
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Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2028-03-31
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Keywords | 鼻部皮膚温 / 重症心身障害児(者) |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究では皮膚温の測定により情動反応を把握できることに着目し、重症児者への適応を検証することを目的としており、接触型のセンサーを用いた方法で皮膚温を測定し、情動反応の評価を目指している。 2023年度および2024年度にかけて、環境測定に適した実験室で接触型のセンサーを用いて皮膚温を測定し、皮膚温の測定で重症児者の情動反応をとらえることができるかを明らかにする計画である。2023年度は、重症心身障害児(者)[重症児者]が安全に実験に参加できるよう音刺激の再現性を明確にするための実験を行った。健常者を対象に、恒温恒湿室(2m×3m)を使用して、刺激としての音レベルを2.5db程度ずつ変化させて、外部刺激に対する鼻先の温度低下の度合いを把握した。現在、データを解析中であるが、ある一定の音刺激により鼻温度が低下する傾向を把握することができた。さらなる解析をすすめ音刺激の再現性についてのエビデンスを構築する。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
計画通りに実験が行えているため。
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Strategy for Future Research Activity |
当初の計画では、幼児期・学童期の重症心身障害児の鼻温度を測定する予定であったが、より安全に実験を行うため、現在、音刺激による再現性を確認している。来年度も音刺激の再現性を確認し、安全な音刺激を把握後、まずは重症心身障害者を対象に健常者で再現性を確認できた音刺激を用いて鼻温度測定の実験を行う予定である。
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Causes of Carryover |
学会がオンラインでの参加となったため当初の予定より支出金額が少なくなった。
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Research Products
(1 results)