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2023 Fiscal Year Research-status Report

予防接種時の子どもの抑制に関する小児看護師の判断基準

Research Project

Project/Area Number 23K10178
Research InstitutionKyushu University

Principal Investigator

長友 恵莉 (田代恵莉)  九州大学, 医学研究院, 助教 (20893431)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 植木 慎悟  九州大学, 医学研究院, 准教授 (10779218)
宮田 潤子 (秋吉潤子)  九州大学, 医学研究院, 講師 (20380412)
Project Period (FY) 2023-04-01 – 2026-03-31
Keywords予防接種 / 抑制 / 小児 / 看護師 / 痛み / 対処行動 / 注射 / 行動観察
Outline of Annual Research Achievements

予防接種を受ける2歳から7歳の子どもの予防接種時の痛みに関連する要因を明らかにすることを目的に、倫理審査を経て3つの小児科外来施設にてデータ収集を行った。研究方法は、予防接種に来院した代諾者(保護者)への説明と子どもへのインフォームド・アセントを行うことで同意を取得し、待合室での質問紙調査と、診察室での子どもの行動観察を行った。質問紙では子どもの属性や気質(EASI)等を問い、予防接種前までの対処行動(CCSC-IP)と予防接種時の行動(FLACC)を参考に作成した行動チェックシートを用い観察した。3施設で247名の研究対象者のデータが収集でき、そのうち228名を分析対象としている。現在は、予防接種前までの対処行動と予防接種時の行動との関連を明らかにするため、分析を行っている。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.

Reason

早い段階で研究協力施設の選定を行ったため、複数施設で実施することができた。また、計画的に予定を組むことで、予防接種の実施が多い時期にデータを収集することができ、多くのデータを収集することができた。そのため、今年度実施予定としていた行動観察に関するデータの収集を終えることができ、順調に進行できている。

Strategy for Future Research Activity

今年度得たデータをもとに、まずは、予防接種前までの対処行動と予防接種時の行動との関連についての論文を投稿する予定である。また、看護師への面接調査を実施し、看護師側の判断の基準を明らかにし、予防接種時に抑制(固定)をするか否の臨床推論についてのアンケート調査に向けて分析を努めることとする。

Causes of Carryover

今年度は学会発表、論文投稿を実施できなかったため、来年度に実施する。学会参加費や旅費、論文投稿費、英語翻訳費等に充てる予定である。また、看護師への面接調査も実施できていなかったため、今年度中に実施できるよう努める。

URL: 

Published: 2024-12-25  

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