2023 Fiscal Year Research-status Report
発達障害児が新しい生活様式を獲得するための保育者用TTの開発と効果検証
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23K10192
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Research Institution | Sugiyama Jogakuen University |
Principal Investigator |
安本 卓也 椙山女学園大学, 看護学部, 准教授 (50566099)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
石井 篤子 大阪大学, 大学院連合小児発達学研究科, 特任助教(常勤) (10911266)
藤野 陽生 大阪大学, 大学院連合小児発達学研究科, 准教授 (20707343)
山本 知加 大阪大学, 大学院連合小児発達学研究科, 助教 (30581558)
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Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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Keywords | 発達障害児 / 認知行動療法 / ティーチャートレーニング / ペアレントトレーニング / 保育者 |
Outline of Annual Research Achievements |
令和5年度については、発達障害児が新しい生活様式を獲得するための保育者用ティーチャートレーニング(以下TT)における実施プログラムの開発とフィールドの調整を実施した。実施プログラムについては、対象となる保育教諭の保育業務のスケジュールに合わせて実施時間を調整し、また遠隔でのプログラム実施が可能なシステムを構築するよう計画を修正している。フィールドとなる施設については、発達障害児を担当する保育教諭のいる施設を選定し、施設長と実施内容を調整した。また、COVID-19対策における感染予防行動については、感染状況の改善により、本研究の計画当初のように急な行動様式の変化が要求される状況にはなくなったため、平時にも般化が可能な手洗い行動に関連した行動問題に着目し、行動変容につながるTTプログラムを再度検討した。 令和6年度については、まず選定した1施設に所属する、発達障害児を担当する保育教諭10名を対象とし、TTプログラム実施し、評価をする予定である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
COVID-19対策における感染予防行動について、感染状況の改善により、本研究の計画当初のように急な行動様式の変化が要求される状況にはなくなったためプログラムの修正を要したため、計画の進捗状況はやや遅れている。プログラムの修正により、平時にも般化が可能な手洗い行動に関連した行動問題に着目し、行動変容につながるTTプログラムを新たに検討している。
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Strategy for Future Research Activity |
令和6年度については、COVID-19の感染状況の改善により、本研究の計画当初のように急な行動様式の変化が要求される状況にはなくなったため、平時にも般化が可能な手洗い行動に関連した行動問題に着目し、行動変容につながるようTTプログラムを再検討しており、選定した1施設に所属する、発達障害児を担当する保育教諭10名を対象とし、プログラム実施し、評価をする予定である。 令和7年度については、対象施設を新たに追加し、得られた知見を元に成果発表をしていく。
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Causes of Carryover |
COVID-19の感染状況改善により、当初計画の修正を要したため。
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