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2023 Fiscal Year Research-status Report

精神障害にも対応した地域包括ケアシステムを構築するための資源活用と連携促進

Research Project

Project/Area Number 23K10242
Research InstitutionOkayama Prefectural University

Principal Investigator

井上 幸子  岡山県立大学, 保健福祉学部, 准教授 (90747528)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 頼藤 貴志  岡山大学, 医歯薬学域, 教授 (00452566)
廣田 智也  弘前大学, 医学研究科, 客員研究員 (20832041)
井上 祐介  岡山県立大学, 保健福祉学部, 助教 (60735497)
Project Period (FY) 2023-04-01 – 2026-03-31
Keywords地域移行 / 精神障害 / 居宅介護 / 訪問看護
Outline of Annual Research Achievements

今年度は全体の研究計画のなかでも在宅生活の支援に関わる介護職員を対象とした調査を実施し、訪問介護員が他機関・他職種と連携する場合の不安感や連携状況について調査した。気軽に相談できることは不安感を軽減することに関連していたが、カンファレンスの回数が多いことや専門的な意見を求める機会があることは、不安軽減には関連がなく、日頃から安心して話せる関係を構築することの重要性が示唆された。計画では、訪問看護師を対象にした調査を実施予定であり、次年度以降に調査を実施する。地域で生活する重度精神障害者の方を対象とした調査は、対象者のリクルートの段階でありデータ収集に至っていないため、次年度は実際に目標対象者数のリクルート、データ収集を実施する。その他に、既存データの整理は進んでおり、現在解析段階であるため継続予定である。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

3: Progress in research has been slightly delayed.

Reason

具体的な調査計画立案に際して事前に既存データの収集や分析を行っており、この過程で時間を要したため当初計画より遅れている。

Strategy for Future Research Activity

データ整理、分析の作業を推進することと、対象者のリクルートを重点的に実施する。分析作業については、研究補助人員を確保するなど作業を加速させるように工夫する必要がある。いくつかの作業を並行して推進できるように取り組む。

Causes of Carryover

研究の遅れのため、打ち合わせ旅費が未使用であること、調査前のデータ整理の段階では、研究補助として専門人材の雇用ではなくアルバイト謝金としての支出となったため支払い単価が異なったことなどが主な理由である。特に今年度は本務との兼ね合いで感染症罹患リスクのある行動を控えたため県外出張等を積極的に行わなかったが、そのようなリスクも低減している状況であるため次年度は研究推進に必要なコミュニケーションを対面・非対面問わず積極的に図り、当初予定していた予算を執行する予定である。

URL: 

Published: 2024-12-25  

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