2023 Fiscal Year Research-status Report
急性期病院の認知症高齢者に対するシームレスケア実践モデルの開発
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23K10318
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Research Institution | Mie Prefectural College of Nursing |
Principal Investigator |
田端 真 三重県立看護大学, 看護学部, 助教 (20746359)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
小松 美砂 椙山女学園大学, 看護学部, 教授 (00362335)
清水 律子 三重県立看護大学, 看護学部, 准教授 (70593515)
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Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2027-03-31
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Keywords | 急性期病院 / 認知症高齢者 / シームレスケア |
Outline of Annual Research Achievements |
急性期病院における認知症高齢者に対するシームレスケアの実践の実態を明らかにするための調査に向けて、文献検討と医療機関に勤務する認定看護師へのニーズ等のヒアリングを行った。また、近年の研究動向や研究者間の情報交換を目的に学術集会への参加をとおして本研究の意義や方向性を改めて検討した。本年度は今後の調査の適切性を高めるための情報収集とその整理にとどまった。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
急性期病院における認知症高齢者に対するシームレスケアの実践の実態を明らかにするために、本年度は老人看護専門看護師や認知症看護認定看護師へのインタビューを始めていくことを計画していた。しかし、新型コロナウイルス感染症の第9波によって医療機関の感染管理等に影響があり、また学部教育の活動にも影響を来したことで研究と他業務とのエフォートを大きく変更せざるを得ず、本研究を進めることが困難であった。当初の計画よりも教育の活動に占める割合が多くなったことで、本研究課題に関する活動が計画通りに行えず進捗状況としては遅れている。
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Strategy for Future Research Activity |
本年度と次年度の2年を目安に急性期病院における認知症高齢者に対するシームレスケアの実践の実態を明らかにすることを計画している。そのため、次年度にはインタビューを行いデータを得られるよう取り組んでいく。
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Causes of Carryover |
本年度に計画していた調査が実施できず、該当調査を次年度に実施とするために次年度使用額が生じた。
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