2023 Fiscal Year Research-status Report
若年性アルツハイマー型認知症者が超早期から活用できるレジストリと支援モデルの作成
Project/Area Number |
23K10327
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Research Institution | Teikyo University of Science & Technology |
Principal Investigator |
梅崎 かおり 帝京科学大学, 医療科学部, 講師 (60737005)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
山川 みやえ 大阪大学, 大学院医学系研究科, 准教授 (80403012)
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Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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Keywords | 若年性アルツハイマー型認知症 / 確定診断 / 生活上の困りごと |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は若年性アルツハイマー型認知症者とその家族を対象に、縦断的にインタビュー調査を行うことで進行時期に応じた困りごとを明らかにし、ケアの基本となるレジストリの基盤を作成することである。対象者はアミロイドPETにて若年性アルツハイマー型認知症と診断された者とその家族であり、若年性アルツハイマー型認知症者は、65歳未満で症状がみられたもの(診断時65歳以上の場合も含む)とし、インタビュー調査に応じることが可能であると主治医が判断したものを対象とする。家族は主に配偶者を想定しており、成人した者を対象とする。対象者は20組を想定している。 現在9組の対象者にインタビューを実施している。今後対象者を増やすべく、研究対象となりうる若年性アルツハイマー型認知症者のピックアップを研究機関の主治医に依頼予定である。インタビュー内容は適宜分析し、進行時期に合わせた困りごとを抽出していく予定である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
現在9組のインタビューは順調に行うことができている。
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Strategy for Future Research Activity |
現在の対象者9組のインタビューは順調に経過している。今後対象者を増やすべく関係機関への依頼等を行っていく。また収集したインタビュー内容は生活上の困りごとに焦点を当て、分析を進めていく。
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Causes of Carryover |
次年度からはデータ収集や分析に人件費が支出されると考え、今年度の支出額を抑えたため、次年度使用額が発生した。次年度はこの金額も含めて人件費として支出予定である。
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