2023 Fiscal Year Research-status Report
Development of a comprehensive training course program for the dissemination of standardized cleft palate speech assessment tool
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23K10427
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Research Institution | Kyushu University |
Principal Investigator |
緒方 祐子 九州大学, 歯学研究院, 共同研究員 (50549912)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
光安 岳志 九州大学, 大学病院, 講師 (00380519)
武井 良子 昭和大学, 保健医療学部, 講師 (40534764)
手塚 征宏 鹿児島大学, 医歯学域歯学系, 助教 (50759777)
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Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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Keywords | 口唇口蓋裂 / 言語評価 / 聴覚判定 / トレーニングプログラム |
Outline of Annual Research Achievements |
2018年から2023年度にかけて、標準的口蓋裂言語評価法の策定を行なった。この評価法の特徴は、1)内容妥当性、基準関連妥当性や信頼性の検定を行い、標準化された評価法であること、2)言語障害の重症度を項目ごとに赤・黄・黄緑・緑の色分けで示すことから、言語評価結果を評価者間・施設間で共有できること、3)評価に使用するスピーチサンプルを統一し、音声表記で口蓋裂の特異な構音障害を転記できること、4)音声資料の録音や聴覚判定の基準が設定されていること、5)国際的基準に沿って作成したことから、国内のみならず海外の言語病理学者と言語の治療成績について比較・討論可能となることが挙げられます。CAPS-A-JPが国内に普及すれば、口蓋裂言語のより質の高い治療を、口蓋裂を伴う患者さんに提供することが可能になると期待される。今後は、CAPS-A-JPを多くの言語聴覚士の方に活用していく必要がある。そのためには、言語評価を担う言語聴覚士を対象としたCAPS-A-JPの講習会が必要である。 そこで、本研究では、質の高い講習会プログラムを実施・展開するために、CAPS-A-JPの講習会プログラムを考案し、その妥当性を検証する。方法としては、1)講習会に適した音声(または録画)資料を収集する。2)標準的口蓋裂言語評価法の策定時に考案したガイドラインに基づいた講習会プログラムを考案する。3)プログラムを策定するにあたり、必要があれば、修正を行う。4)プログラム案に沿って、言語聴覚士を対象とした講習会を実施する。5)講習会前、講習会直後、講習会終了後の3回で、聴覚判定を行い、講習会プログラムの妥当性を検証する。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
講習会用の音源収集を進めている。今後も講習会用の音源を収集するとともに、ガイドラインに基づいた講習会プログラム案を考案し、協議を進めていく予定である。
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Strategy for Future Research Activity |
引き続き、講習会に利用するための音声資料を収集し、2018年から2023年度にかけて、標準的口蓋裂言語評価法の策定にて考案したガイドラインに基づいて、講習会プログラムを考案し、その妥当性について検証していく予定である。
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Causes of Carryover |
2023年度は、講習会に使用する音声資料収集を主に行なった。2024年度は引き続き音声資料を収集し、講習会に適した音源を選考し、ガイドラインに応じた講習会プログラムを作成する。
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