2023 Fiscal Year Research-status Report
A study on the from Athletic Play to Physical Education as cooperative education among Nursery, kindergarten and elementary school.
Project/Area Number |
23K10773
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Research Institution | Osaka Ohtani University |
Principal Investigator |
中村 泰介 大阪大谷大学, 教育学部, 准教授 (30454698)
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Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2027-03-31
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Keywords | 運動遊び / 体育 / 幼保小連携 / ソーシャル・スキル / 運動学習プログラム |
Outline of Annual Research Achievements |
2023年度は保育現場でのフィールド調査及び養成校に所属する学生への調査を中心に行った。保育現場の調査においては、登園後に実施する体育ローテーションの実態調査、山遊びの活動時における子どもの動作観察(分析)、ムーブメント教育における運動に関する聞き取り調査等を実施した。 養成校の学生への調査においては、学生の運動スキル調査、運動遊びへの関心度、幼保小連携への関心度などの調査を通じて、運動遊びと体育の連携にむけたデータ収集を行った。 以上の研究成果は、日本幼児体育学会、日本保育者養成校教育学会等での報告及び紀要での研究報告を行った。また、保育内容健康領域の講義で活用するテキスト『乳幼児の健康と運動 からだ・こころ・あたまを育むこどもたちの未来のための学び』として出版された。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
概ね2023年度の研究計画は予定通りに実施できているが、上記の「やや遅れている」理由としては、諸事情により保育者の聞き取り調査において予定していたデータ数まで達成できなかったことによる。
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Strategy for Future Research Activity |
2024年度以降は、海外の保育現場のフィード調査を予定しており、それに伴い調査準備を行う必要がある。同時に、国内の保育現場や小学校、各スポーツクラブへの調査も行っていく予定である。
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Causes of Carryover |
2023年度に計上した未購入の収録用ハンディカム費及び実施できなかった国内調査旅費の残額が大きな理由である。この経緯は、本研究を遂行する上で欠くことのできない経費であるため、次年度以降の必要な経費としている。
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