2023 Fiscal Year Research-status Report
Investigation of improvement of skeletal muscle function by RNA interference for prevention of frailty
Project/Area Number |
23K10830
|
Research Institution | Kyoto Prefectural University of Medicine |
Principal Investigator |
岡田 博史 京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (30806831)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
岡村 拓郎 京都府立医科大学, 医学部附属病院, 専攻医 (00885163)
福井 道明 京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (30247829)
濱口 真英 京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 講師 (80350883)
|
Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2026-03-31
|
Keywords | フレイル / microRNA / let-7 |
Outline of Annual Research Achievements |
本申請ではmiRNA Let-7の抑制により骨格筋萎縮が抑制されフレイルが予防されることを個体レベルで確認し、その抗フレイル効果がRNA干渉による骨格筋での糖取り込み能の向上であることを確認する。もって核酸医薬によりフレイルが予防しうる可能性を示し、Let-7がその標的となることを発信、提案することを目指す。
2023年度の実績として、骨格筋特異的転写因子Myf5の発現と同期してタモキシフェン誘導型Creエストロゲン受容体(ER)が発現するMyf5CreERマウスに、Creリコンビナーゼを発現しているマウスとの交配でLet7遺伝子がノックアウトされるLet7flox/floxマウスを交配させている。 上記の交配にてMyf5CreER Let7flox/floxを骨格筋特異的Let7ノックアウトマウスとし、同腹仔のMyf5CreER Let7flox/-を対照群として実験を開始するための繁殖を継続中である。
|
Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
Myf5CreER Let7flox/floxマウスの妊孕性が低く、実験を実施するに十分な個体数が得られていない。
|
Strategy for Future Research Activity |
①体外受精 MyfCRE・Let7ヘテロメスとLet7 flox floxオス ②自然妊娠 MyfCRE・Let7ヘテロメス・MyfCRE・Let7ヘテロオス 体外受精を含めた上記の繁殖方法を現在実施中であり、実験個体が獲得できしだい実験に移る予定。
|
Causes of Carryover |
2023年度は実験に使用するためのマウスの繁殖を行ったが、let7のホモは妊孕性に影響することから繁殖がおくれている。現在並行して体外受精を行っている。このような実験の遅れから次年度使用額が生じた。次年度は実験個体が得られ次第、予定通り遺伝子発現や「金たんぱく質定量等を行っていく。
|