2023 Fiscal Year Research-status Report
日本人糖尿病患者における環境因子と遺伝因子を考慮した食事療法のエビデンス構築
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23K10873
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Research Institution | University of Niigata Prefecture |
Principal Investigator |
堀川 千嘉 新潟県立大学, 人間生活学部, 講師 (00734857)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
藤原 和哉 新潟大学, 医歯学総合研究科, 特任准教授 (10779341)
森川 咲子 徳島文理大学, 人間生活学部, 講師 (20811300)
曽根 博仁 新潟大学, 医歯学系, 教授 (30312846)
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Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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Keywords | 2型糖尿病 / 食事療法 |
Outline of Annual Research Achievements |
初年度は以下の通り研究を実施した。 2型糖尿病患者について、以下の1~6について、ベースライン時と追跡後のデータを得・作成し、データベース化を行った。取得した情報は、以下のとおりである。(1)基本情報(2)服薬状況(3)臨床検査値(4)合併症の有無(5)食事摂取状況(6) 身体活動を含む生活状況(7)合併症の発症有無と発症期間 さらに、食事摂取状況からエネルギー・栄養素・食品群摂取状況を算出し、食事摂取状況と合併症の発症有無について探索的に解析を行い、環境因子による食事療法の在り方を検討開始しているところである。現在ミネラル摂取量と肥満や合併症関連因子との関連について解析中であり、結果は国内主要学会および国際学会で発表し、現在、査読付き英文雑誌に投稿中・投稿に向けて論文執筆中である。 同時に、遺伝因子については、体形に関する要因などに焦点を当てて、解析を進めている。さらに関係者と現在データベースの整備等を含めて検討しているところである。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
1: Research has progressed more than it was originally planned.
Reason
データベースの構築、解析について順調に進んでおり、初年度において学会発表等のステップまですすめることができたため。
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Strategy for Future Research Activity |
次年度については、引き続きデータベースの構築を進めながら、食事摂取状況と合併症の発症有無について、身体活動状況や生活状況などの他の環境因子における要因を考慮しながら、解析を行っていく。さらに、遺伝因子についても同様に進め、関係者との連携を図る。
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Causes of Carryover |
データベース構築において順調に実施でき、経費を抑えることができたこと、繰り越した次年度以降の学会発表・論文執筆にかかる英文校閲費・投稿料といった、成果の発信に充当する予定である。
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Research Products
(3 results)
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[Presentation] Effect of Dietary Potassium Intake and Its Interaction with Sodium Intake on Risk of Developing Cardiovascular Disease (CVD) in Persons with Type 2 Diabetes (T2D)—Japan Diabetes Complication and Its Prevention Prospective Study (JDCP Study)2023
Author(s)
Chika Horikawa, Mitsuyoshi Takahara, Naoto Katakami, Yasunaga Takeda, Mizuki Takeuchi, Kazuya Fujihara, Hiroaki Suzuki, Kinsuke Tsuda, Narihito Yoshioka, Hitoshi Shimano, Jo Sato, Yasuaki Hayashino, Naoko Tajima, Rimei Nishimura, Yoshimitsu Yamasaki, Hirohito Sone
Organizer
American Diabetes Association 83rd Scientific Sessions.
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