2023 Fiscal Year Research-status Report
Research on the lifestyle and gestational diabetes in Bangladeshi pregnant women
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23K10916
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Research Institution | Kyushu University |
Principal Investigator |
佐藤 洋子 九州大学, 医学研究院, 助教 (90778812)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
菊地 君与 東京大学, 大学院医学系研究科(医学部), 客員研究員 (40644737)
イスラム ラフィクル 九州大学, 大学病院, 学術研究員 (20815906)
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Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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Keywords | バングラデシュ / 妊娠糖尿病 |
Outline of Annual Research Achievements |
バングラデシュでは特徴的な食・睡眠習慣および食事内容等のライフスタイルがあり、さらには生活により生じる口腔状況や脱水が、妊娠糖尿病発症や重症化に起因している可能性がある。 本研究では、バングラデシュ人妊婦における①ライフスタイルおよび口腔状況・脱水症に関する現状、②妊娠糖尿病とライフスタイルおよび口腔状況・脱水症の関連、を明らかにするため、質問紙調査および生理検査の縦断研究を行う。 2023年度は質問紙構成および研究協力施設との調整を行った。倫理審査申請等の計画が遅れている。2024年度に本調査を開始できるように準備を進める。目標サンプルサイズは400名の妊婦である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
2023年度は質問紙構成、研究協力施設との打ち合わせ、倫理審査を行い、2024年3月頃より調査開始することを計画していたが、他業務との調整が十分に行えず、進捗が遅れている。また、2024年度にはデータ収集を開始する。
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Strategy for Future Research Activity |
2024年度に倫理審査申請および質問紙調査・生理データ収集を行う。研究協力施設との打ち合わせを進め、調査は非ラマダン時期およびラマダン時期それぞれで実施する。調査実施後はデータ分析を行い、バングラデシュ人妊婦における妊娠糖尿病と関連する妊娠生活習慣について明らかにする。
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Causes of Carryover |
2023年度は物品費としてポータブル生理データ器機購入を予定していたが、研究協力施設における検査可能項目の確認を行い、加重な検査を実施しないこととした。口腔環境評価に用いる器機は、費用対効果を検討した上で、本年度に購入を回す。また、2023年度は研究協力施設との打ち合わせや研究協力施設の調査のため現地訪問を1回行ったが、別予算にて訪問できた。2024年度は計画通り、研究分担者含め、現地訪問を予定している。
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