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2023 Fiscal Year Research-status Report

Studies on the visualization of chronic fatigue-related biomarkers to support prevention and health behaviors

Research Project

Project/Area Number 23K10929
Research InstitutionKansai University of Welfare Sciences

Principal Investigator

福田 早苗  関西福祉科学大学, 健康福祉学部, 教授 (50423885)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 江口 暁子  三重大学, 医学部附属病院, 准教授 (00598980)
Project Period (FY) 2023-04-01 – 2026-03-31
Keywords疲労 / 細胞外小胞 / 健康行動支援
Outline of Annual Research Achievements

これまで生活習慣や就業ストレスから生じる「疲労」による社会的な損失が報告されてきたが、血液検査等で「疲労」を数値化できておらず、その対策を講じることが難しかった。申請者らは、任意型健康診断受診者の疲労と血中細胞外小胞数が相関することを見出し、その成果を発展させ、細胞外小胞を用いて疲労を数値化し、疲労の予防や疲労に関連する健康行動の支援へと展開させることを目的に本研究を計画した。具体的には、大規模対象者を用いてカットオフ値や背景因子の検証をおこない、任意型健康診断受診者の細胞外小胞数や成分を定量し、疲労度や臨床検査値に基づいたカットオフ値を設定することで一定数値以上を疲労ハイリスク群と定義し、その対象の健康診断結果を追跡する。さらに、疲労ローリスク群との比較、健康診断データに加え、健康意識やより詳細な生活習慣についても調査を行い、予防行動・健康行動につながる手がかりを分析する。さらに疲労ハイリスク群の追跡調査により結果を確定させる。将来的には疲労の予防や疲労に関連する健康行動の支援へと発展させるこを目的としている。
令和5年度には、任意型健康診断受診者における疲労ハイリスク群を規定する細胞外小胞数と細胞外小胞成分のカットオフ値の設定と生活習慣等の背景因子の同定を開始した。任意型健康診断受診者(80例程度)の疲労・ストレス・生活習慣及び健康意識の調査を行なった結果を元に、カットオフ値を検討している。次に、任意型健康診断受診者(80例程度)において測定した血中の細胞外小胞数を元に疲労度調査の結果と定量された細胞外小胞数や細胞外小胞成分の結果をあわせて統計解析を行い、疲労ハイリスク群を規定する生活習慣等の背景要因や細胞外小胞数や細胞外小胞成分のカットオフ値を定める作業を行っている。それとともに、今後健康行動への支援をどのように展開していくかの介入方法について情報収集した。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.

Reason

カットオフ値の検証は令和5-7年度にかけて行う予定であり、ここの検証は引き続き継続する。

Strategy for Future Research Activity

令和6年度からはハイリスク群の追跡やその健康行動に関する調査を行うことができるように倫理委員会はじめ準備をしている。

Causes of Carryover

学会発表や調査等を次年度に実施することとしため。

URL: 

Published: 2024-12-25  

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