2023 Fiscal Year Research-status Report
オンライン箱庭療法システムによる精神医療のゲーミフィケーション
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23K11387
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Research Institution | Sasebo National College of Technology |
Principal Investigator |
佐藤 直之 佐世保工業高等専門学校, 電子制御工学科, 准教授 (30826889)
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Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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Keywords | ゲーム情報学 / 箱庭療法 |
Outline of Annual Research Achievements |
前年度まで継続の研究テーマの進行が1年分遅れたために、その分だけ本テーマの開始が遅れた。この遅れた分の研究テーマの進行状況および成果報告は別途『科研費助成事業21K17872 心理誘導型の探索技術の応用により人との暗黙的な結託を図れるゲーム人工プレイヤ開発』の報告書にて記した通りである。 このため、本テーマについて本年度は研究開発環境である『Unity』の導入と習熟、研究成果物として得られる予定のオンライン箱庭療法プログラムを管理するためのホームページサーバーの契約の2点を行い、研究開発に必要な環境の整備を行った。 また国内研究会に参加することで人の精神的な娯楽に寄与するAI技術の調査を行った。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
前年度まで継続の研究テーマの進行が約1年分遅れたために、その分だけ本テーマの開始が遅れた。この遅れた分の研究テーマの進行および成果報告は別途『科研費助成事業21K17872 心理誘導型の探索技術の応用により人との暗黙的な結託を図れるゲーム人工プレイヤ開発』の報告書にて記した通りである。 本年度は『Unity』の導入と習熟、研究成果物として得られる予定のオンライン箱庭療法プログラムを管理するためのホームページサーバーの契約を行い、研究開発環境を整えた。また国内研究会に参加することで人の精神的な娯楽に寄与するAI技術の調査を行った。
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Strategy for Future Research Activity |
1年間ずらしたスケジュールにて本テーマの研究活動が開始される。そのため当初の予定した「研究初年度」に記した通りの予算使用をR6年度から行う。目的とする箱庭手法のプログラム化の許諾を取り、Unity環境上での実装を行う。必要な構成物の発注を行う。
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Causes of Carryover |
研究の進行が約1年分の遅延をしたためである。本来はR5年度が研究の開始時期だったが、この遅延にあわせてR6年度からが「研究初年度」に記した計画に沿って予算を使用していく。
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