• Search Research Projects
  • Search Researchers
  • How to Use
  1. Back to project page

2023 Fiscal Year Research-status Report

Research on the Development of International Collaborative Learning Activities in the New Normal Era

Research Project

Project/Area Number 23K12793
Research InstitutionTohoku University

Principal Investigator

新見 有紀子  東北大学, 高度教養教育・学生支援機構, 講師 (90747396)

Project Period (FY) 2023-04-01 – 2029-03-31
Keywords国際共修活動 / 教育効果 / グローバル・コンピテンス / 大学の国際化 / 大学生 / ICT
Outline of Annual Research Achievements

グローバル・コンピテンスの育成手法の一つである国際共修活動は、国内では、限られた先進機関での実践と事例研究が中心で、効果検証や質保証が進む欧米に遅れをとっている。本研究の目的は、国際共修活動の教育効果と、効果の高い活動の特性を、グローバル・コンピテンスとの関連から明らかにし、ニューノーマル時代の人材育成に貢献することである。
1年目は、今後の調査対象機関の特定に向け、国内の国際共修活動の最新動向と好事例の把握に着手した。特に、SGUやCOIL型教育の展開をテーマとした大学の世界展開力強化事業の採択大学を中心に、大学HPや発行資料を精査し、実践状況の把握を進めている。加えて、今後の調査で用いる手法のうち、特に高等教育分野を対象とした質的研究手法についての海外文献の精査も行っている。そこで得られた知見を参考にしながら、今後の実際の分析にも役立てていく。研究実施のタイミングでは、対面での国際教育交流や国際共修活動の再開に伴い、オンラインでの国際教育、国際共修活動は縮小傾向にある。これを踏まえて、今後実施するアンケートやインタビュー調査の対象についても、コロナ後の現実の動向に即して見直していくことも検討している。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

3: Progress in research has been slightly delayed.

Reason

2023年度の途中から産休・育休を取得したため、進捗状況はやや遅れている。日本学術振興会から、産休・育休の取得に伴う補助事業期間の延長が認められており、今後は当初計画を1年ずつ後ろ倒しで実施していく予定である。

Strategy for Future Research Activity

今後は引き続き、国内の国際共修活動の最新動向と好事例を把握を進め、学生・卒業生調査の対象機関を検討していく。最新の動向を踏まえて、さらに今後は、大学での国際共修活動経験とグローバル・コンピテンスとの関連性を、量的・質的調査によって明らかにしていく予定である。今後の研究で用いる質的研究については、大学生を対象とした質的研究手法に関する米国の参考文献を引き続き精査して、研究に活用していく。

Causes of Carryover

2023年度の途中から産休・育休を取得し、研究を中断していた。日本学術振興会から、産休・育休の取得に伴う補助事業期間の延長が認められており、研究内容や使用計画については、当初の予定から1年ずつ後ろ倒しで実施していく。

URL: 

Published: 2024-12-25  

Information User Guide FAQ News Terms of Use Attribution of KAKENHI

Powered by NII kakenhi