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2023 Fiscal Year Research-status Report

Development of a force distribution control mechanism at the attachment location for a human-friendly robotic orthosis

Research Project

Project/Area Number 23K13292
Research InstitutionUniversity of Miyazaki

Principal Investigator

舛屋 賢  宮崎大学, 工学部, 准教授 (60796358)

Project Period (FY) 2023-04-01 – 2026-03-31
Keywordsウェアラブルロボット / 接触力制御 / 圧電アクチュエータ
Outline of Annual Research Achievements

本年度は,所望のアシストのための点とみなした装着箇所(装着作用点)と実際の装着箇所の距離制御による力分布制御のために,(1)距離制御のための目標値生成方法の構築,(2)距離制御機構の設計,(3)装着作用点の位置制御に,主に取り組んだ.
(1)において,距離制御のための目標値を生成するために,装着作用点にかかる力・トルクから,アクチュエータの過大な発生力を抑制するするように,アクチュエータ変位を求める最適化方法を構築した.これまでの研究における力・トルクを参照入力としたシミュレーションにより,アクチュエータの可動範囲に制限があっても,各アクチュエータにおける過大な発生力を抑制できることを確認した.
(2)において,装着箇所という限られた空間に配置でき,大きな発生力をもつ圧電アクチュエータに着目して設計を進めた.ここで,圧電アクチュエータは変位が小さいため,圧電アクチュエータの変位拡大機構の設計も同時に行った.(1)の結果を要件とすることで,目標とする距離制御機構に適した変位拡大機構が設計可能であることを確認している.
また,(3)において,これまでのアトラクタ制御器の再構築を行った.とくに,零除算によってロボットが暴走することを避けるために,与えられた閉軌道に対して零除算を常に回避できるアトラクタ制御則を開発した.シミュレーションにより,楕円軌道や超楕円軌道への収束を確認した.さらに,単関節ロボットを用いた実験により,有効性を検証した.

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.

Reason

当初の予定では,装着作用点における位置と力のハイブリッド制御器の構築と,力分布制御機構の開発を行う予定であった.これに対して,ハイブリッド制御器の開発は,制御器の再構築によりやや遅れているものの,力分布制御機構の設計開発は順調に進んでいる.このため,おおむね順調に進行しているといえる.

Strategy for Future Research Activity

今年度も引き続き,ハイブリッド制御器の構築と力分布制御機構の開発を進める.

  • Research Products

    (2 results)

All 2024 2023

All Presentation (2 results)

  • [Presentation] 閉軌道拘束の仮想ダイナミクスと零除算回避型LPFを用いたリミットサイクル制御器の設計2024

    • Author(s)
      舛屋 賢
    • Organizer
      本機械学会ロボティクス・メカトロニクス講演会2024
  • [Presentation] ウェアラブルロボットの装着箇所における力分布制御のための距離制御機構の開発2023

    • Author(s)
      池山 貴大, 舛屋 賢
    • Organizer
      第24回計測自動制御学会システムインテグレーション部門講演会

URL: 

Published: 2024-12-25  

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