2023 Fiscal Year Research-status Report
single-energy CTを用いた遅延造影定量による心アミロイドーシスの新規診断法の開発
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23K14844
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Research Institution | Fukushima Medical University |
Principal Investigator |
関野 啓史 福島県立医科大学, 公私立大学の部局等, 助教 (90746231)
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Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2028-03-31
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Keywords | 心臓CT / 心筋遅延造影 / 心アミロイドーシス / single engergy CT / 心筋細胞外容積分画 |
Outline of Annual Research Achievements |
ファントムでの撮影条件の確認を最初に行い、予定していた撮影方法を確認した。また、撮影条件の最適化を行い、CTのタイミングや造影剤使用などのついて計画していた撮影方法で問題が無いことを確認した。その後、何人か計画されていた撮影方法を行って無事撮影できることが確認できたため、そのまま研究用の撮影を実行できた。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
2023年度に研究開始にあたって当院での倫理委員会での承認を無事いただき、研究においての計画書の作成と、関係者各位から研究の同意を頂いた。2023年度後半から対象となる患者さまに適宜研究内容をご説明し、検査に同意していただけた患者さまにCTでの撮影を開始している。おおむね患者さまからの同意と協力は得られている。予想しているよりは検査数はやや少なめであったが、今後の検査数を考えるとおそらく予定されている検査数は確保できると思われる。
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Strategy for Future Research Activity |
引き続き患者さまからの同意と協力をいただき、検査件数を増やしていくと同時に、集まった心臓CTの画像データの解析も行っていく予定である。
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Causes of Carryover |
海外学会への参加ができなかった点と画像解析用ソフトの導入が困難だったため
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