2023 Fiscal Year Research-status Report
分散型自律組織 (DAO)における医療画像情報の管理運用における実施モデルの研究
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23K14851
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Research Institution | Tokyo Medical University |
Principal Investigator |
田島 祐 東京医科大学, 医学部, 兼任助教 (70646489)
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Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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Keywords | イーサリアム |
Outline of Annual Research Achievements |
DICOM通信プログラムの選定をしつつDICOM通信規格の学習中である。OsiriXなどのDICOM通信プログラム環境下にて、DICOMサーバ、クライアント環境を通信をローカルおよび自身のアマゾンウェブサービス上に作成した。アマゾンウェブサービスではMacOSが使用できないため、Windowsで使用できるDICOMサーバを作成たが使用上の制限が多くソフトの選定中である。アマゾンウェブサービス上で個人情報を扱うには外部ネット環境から自由にアクセスできないようにVPN環境を構築した。ただし現状は固定IPアドレスを指定しているため、今後は認証とSSL搭載の簡易的な接続方式(Chrome リモートデスクトップなど)に変更できるか予定している。自身のDICOMとDICOMヘッダーより個人情報を消したデータを使用して、上記環境下でDICOM通信が可能か検証し実行した。 イーサリアム による スマートコントラクト プロトコルの学習および作成中である。 当初、外部委託により杉並区マートコントラクト プログラムを作成する予定だったが、信頼できる委託先が見つからず、自身で開発することとした。具体的にはhttps://ethereum.org/ja/ 上でのチュートリアルや各種出版書籍を参照しつつ、プロトコルの理解とsolidity言語の学習を行なっている。現状ではチュートリアル上のプログラムを作成するのみで、自身での開発には至っていない。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
非常勤になり研究時間が減少している。
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Strategy for Future Research Activity |
機器購入後、仮ネットワークの作成をし、イーサリアムネットワークを作成する。
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Causes of Carryover |
研究の遅れにより備品、機器購入を次年度に変更した。
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