2023 Fiscal Year Research-status Report
Project/Area Number |
23K15331
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Research Institution | Osaka Metropolitan University |
Principal Investigator |
岡村 浩史 大阪公立大学, 大学院医学研究科, 講師 (00803149)
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Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2027-03-31
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Keywords | 動的予測 / 造血幹細胞移植 / 予後予測 / 機械学習 |
Outline of Annual Research Achievements |
常に更新される最新の検査データを加味して動的に予後予測を行うモデル開発の基礎的実証として、造血幹細胞移植時点の情報のみならず、移植後の時系列検査値(WT1mRNA値)を説明変数として加えた、造血幹細胞移植後の一定期間以内に再発を予測する動的モデルを開発し、その精度検証を行った。 その結果、移植時点の予後予測因子のみから構築した従来モデルと比較して、最新のWT1mRNA値やその時系列推移を加味した動的予測モデルの方が、予測精度が優れていることが実証された。また、WT1mRNA値を用いた動的予測モデルでは、実際に再発を来す約90日前から、再発リスクの上昇を探知していることが示された。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
WT1mRNA値を用いた動的再発予測モデルの研究結果について、査読付き医学論文雑誌に投稿中であり、研究は順調に進展している。
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Strategy for Future Research Activity |
動的予測モデルを多変量に拡張する手法についての調査に着手しており、今後はさらに深層学習など最新の予測モデルを取り入れ、予測精度の向上を目指す。
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Causes of Carryover |
解析と論文ドラフトの作成といった大きな費用を要しない行程が多かった。今後は、データ収集のためのシステム導入保守等に費用が発生する見込みである。
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