2023 Fiscal Year Research-status Report
関節リウマチの関節炎ならびに間質性肺炎発症における共通経路の同定
Project/Area Number |
23K15355
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Research Institution | International University of Health and Welfare |
Principal Investigator |
策 愛子 国際医療福祉大学, 国際医療福祉大学成田病院, 講師 (70966233)
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Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2025-03-31
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Keywords | 関節リウマチ / 間質性肺炎 |
Outline of Annual Research Achievements |
関節リウマチ患者における関節炎、間質性肺炎の機序解明のため、本年は関節リウマチ患者のコホート作成を開始し、定形的なデータの採取を開始した。間質性肺炎を有する患者においては進行性肺線維化を呈する患者像の抽出のために診察、血液、画像所見等のデータを採取し、血清保存を開始した。また活動性の高い関節滑膜炎を有する患者の関節液の採取、保存を開始した。また、関節滑膜の組織採取のため関節エコー機器や滑膜生検手技を導入し、実際に関節滑膜生検を実施しセットアップを行っている段階である。また今後は関節リウマチ患者の肺検体の採取に向けて準備を行う予定である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
関節滑膜生検に必要な機器(関節エコー機器、物品等)、手技の安定化のための準備に長い期間を要している。
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Strategy for Future Research Activity |
関節滑膜組織の採取のため滑膜生検の手技を安定化させる。そのために関節エコーを新規購入、滑膜生検の実施件数の増加を計画している。関節滑膜、肺組織の採取のためのセットアップを順次終了させることを目標としている。
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Causes of Carryover |
関節滑膜生検導入のための関節エコー機器の購入
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