2023 Fiscal Year Research-status Report
有限要素法を用いた骨盤輪骨折に対する包括的な固定法評価
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23K15743
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Research Institution | Okayama University |
Principal Investigator |
小田 孔明 岡山大学, 医歯薬学域, 助教 (10751836)
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Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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Keywords | 有限要素解析 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究では「骨盤輪骨折に対して過不足ない固定力を得る手術方法が何であるか」をしめす。腰椎から骨盤までを含むモデルを作成し、有限要素法を用いて各手術方法の固定力を明らかにする予定であり、モデル作成は骨粗鬆症ではないモデルと骨粗鬆症を有するモデルの2つを作成する予定である。 当教室に寄付講座をもちナビゲーション研究、インプラント開発などで交流のある帝人ナカシマの技術スタッフにそれぞれ相談、助言を仰ぎ有限要素法に使用するソフト (PrePoMax ) の操作に関する情報を集めた。解析に使用できるデータの形式や実際の解析手法を確認し、準備をおこなった。さらに整形外科学、災害外科学など骨軟骨靭帯関節などの研究発表が行われている学会に赴き、最近の研究の動向を調査した。 3Dモデル作成ソフトがインストールされていたPCが古くなっていたため、解析に長時間を要する状況であった。そのため 3D モデル作成ソフト (Mimics 17.0, 3 matic 9.0, Materialise )をPCの移動を行った。 現在骨粗鬆症を有さない腰椎から骨盤nモデルの作成中である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
健常者モデルを作成するためCTのDICOMデータから3Dモデルの作成する工程で時間を要している。具体的にはDICOMデータより3Dモデルを作成をすすめデータ量が多くなるとPCの動作が停止してしまう状況が発生している。現在この問題の解決にとりくんでいる。
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Strategy for Future Research Activity |
3Dモデル作成でPCの動作の問題を克服する。その後3Dモデル作成を完了した後は、靭帯や椎間板、関節などを作成する。その後、各損傷をモデル化し有限要素解析を行う。
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Causes of Carryover |
予定していたコンピューター関連する物品を購入せずとも3Dモデル作成がすすんでいるため研究費に残額が生じた。研究の動向を調査するため、研究成果の発表のために学会参加発表を行う予定である。研究結果がまとまり次第論文の作成を行う。
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