2023 Fiscal Year Research-status Report
甲状腺癌に対する多標的キナーゼ阻害薬による治療実態と予後に関する臨床疫学研究
Project/Area Number |
23K15861
|
Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
水野 佳世子 京都大学, 医学研究科, 特定助教 (70907823)
|
Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2026-03-31
|
Keywords | 甲状腺癌 / 多標的キナーゼ阻害薬 / リアルワールドデータ |
Outline of Annual Research Achievements |
日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会、日本薬剤疫学会、日本臨床疫学会、日本疫学会の学会学術総会に参加したり、統計手法に関する書籍を購入したりして、本研究に関連する最新の臨床治験や疫学的手法などを学んだ。また、パソコンやソフトなどを購入し、本研究で行うデータハンドリングやデータ解析を実施する環境を整えた。 「甲状腺癌に対する多標的キナーゼ阻害薬による治療実態と予後に関する臨床疫学研究」について、京都大学の倫理委員会への申請を行い、承認された。倫理委員会での承認後、データセットをデータ提供元に依頼し、DPC・レセプトデータベースより、2024年3月に対象患者のデータセットを取得した。データハンドリングを開始し、解析準備を進めている。
|
Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
当初の計画では、令和5年度に倫理申請とデータセットの取得を行う予定であり、現段階では、研究の進捗は予定通りであると考えられる。
|
Strategy for Future Research Activity |
令和6年度は、データハンドリング、解析を進めていき、年度末ごろには論文の執筆にとりかかる予定である。
|
Causes of Carryover |
当初購入を予定していたMicrosoft 365 personalが、京都大学でのライセンスで使用できることになり、このソフトの購入分が不要となり次年度使用額が発生した。次年度には、この分を書籍購入費や学会参加費に充てる予定である。
|