2023 Fiscal Year Research-status Report
Functional analysis of Yes-associated protein1 (YAP1) in oropharyngeal squamous cell carcinoma
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23K15864
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Research Institution | Kumamoto University |
Principal Investigator |
齋藤 陽元 熊本大学, 病院, 助教 (30761895)
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Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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Keywords | HNSCC / YAP1 |
Outline of Annual Research Achievements |
ヒト由来の扁平上皮癌細胞株においてYAP1の発現解析をウエスタンブロッティングで行い、どの細胞株にもYAP1が発現していることが分かった。また細胞株ごとに発現量が異なることも分かり、その細胞株のキャラクター(悪性度)と相関している印象であった。 また中咽頭癌の臨床検体を用いた免疫染色を行い、その発現強度と患者の臨床データとの相関を調べたところ、Blinkman Indexと相関があることが分かった。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
当初想定した計画通りに実験が進んでおり、有望な結果も出てき始めている。
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Strategy for Future Research Activity |
現在中咽頭癌細胞株を用いたYAP1 KO細胞株の作製にとりかかる準備を行っている。安定したYAP1 KO細胞株が作製できればまずはVitroでの機能解析を行う予定である。
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Causes of Carryover |
想定より抗体や試薬その他消耗品にかかる費用が安く済んだため。
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