2023 Fiscal Year Research-status Report
歯周病関連miRNAによる歯肉接合上皮の付着制御機構の解明
Project/Area Number |
23K16010
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Research Institution | Nihon University |
Principal Investigator |
高井 瑞穂 (山崎瑞穂) 日本大学, 松戸歯学部, 助教 (20822620)
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Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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Keywords | アメロチン / 接合上皮 / miRNA / TNF-α / IL-1β |
Outline of Annual Research Achievements |
ヒト歯肉上皮様細胞株Ca9-22細胞にmiR-200bおよびmiR-223発現プラスミドをそれぞれ導入し、TNF-α(10 ng/ml)またはIL-1β(1 ng/ml)で12時間刺激後のAMTNのmRNA発現量をqPCRで解析した。Ca9-22細胞をTNF-αまたはIL-1βで12時間刺激すると、miR-200bおよびmiR-223発現量は増加するが、Ca9-22細胞におけるTNF-αまたはIL-1β誘導性のAMTN mRNA発現は、miR-200bまたはmiR-223過剰発現によりそれぞれ抑制された。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
研究代表者が妊娠中に切迫早産と診断され、5月中旬から産前休業の前まで休暇を取得する必要があった。その後、出産のため令和4年6月下旬より産前産後休暇、さらに継続して育児休業を取得したため当初予定していた研究が実施できなかった。
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Strategy for Future Research Activity |
令和6年度5月より職場に復帰するため、復帰後速やかに研究を再開予定である。当初の研究計画より大幅に遅れているため、今後は実験とデータ解析を並行して進める。
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Causes of Carryover |
上記の理由により令和5年度はほとんどの期間研究を中断せざるを得なかった。中断によって実施できなかった実験計画を令和6年度へと順延し、研究費を使用する予定である。
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