2023 Fiscal Year Research-status Report
IRAK4/NFkBシグナルに着目したIgG4関連疾患の新規治療戦略
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23K16153
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Research Institution | Kyushu University |
Principal Investigator |
鎮守 晃 九州大学, 大学病院, 医員 (00876542)
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Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2027-03-31
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Keywords | 線維化促進関連分子 |
Outline of Annual Research Achievements |
本年度の研究では、 IgG4-RD患者の顎下腺組織からIRAK4+CD163+細胞をソーティングし、TLR7アゴニスト刺激およびIRAK4阻害剤を用いた培養を行うとともに、シングルセル解析にて抽出細胞の機能解析を行うことを予定していた。顎下腺組織からのIRAK4+CD163+細胞のソーティング及び培養実験までは進めることができ、ソーティングした細胞を安定して培養することにより、刺激・阻害実験の基礎となる実験系は完了することができた。さらにTLR7アゴニスト刺激及びIRAK4阻害剤の刺激・阻害実験のための試薬濃度調整まだ行うことができた。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
本年度の研究計画では、顎下腺組織からのIRAK4+CD163+細胞のソーティング及び培養実験までは進めることができ、さらにTLR7アゴニスト刺激及びIRAK4阻害剤の刺激・阻害実験のための試薬濃度調整まだ行うことができたが、機能解析まで進めることができなかったため。
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Strategy for Future Research Activity |
今後は、TLR7アゴニスト刺激及びIRAK4阻害剤の刺激・阻害実験のための試薬濃度調整が完了次第、機能解析まで進め、線維化関連分子について模索する予定。
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Causes of Carryover |
事前の研究計画では、培養実験で機能実験まで行う予定であったが、そこまで進めることができず、使用額に余が生じたため。
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