2023 Fiscal Year Research-status Report
福島原発事故の処理水放出による風評影響への住民の懸念に関連する因子と対話の効果
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23K16333
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Research Institution | Fukushima Medical University |
Principal Investigator |
折田 真紀子 福島県立医科大学, 公私立大学の部局等, 准教授 (90737305)
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Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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Keywords | 福島第一原発事故 / 処理水 / 風評影響 |
Outline of Annual Research Achievements |
東京電力福島第一原子力発電所事故によって排出され保管されている処理水を沖合に放出することによる風評影響が懸念されている。そこで本研究は、福島第一原発が立地する双葉町と大熊町、そして大熊町と双葉町に隣接する富岡町の住民を対象とした処理水放出による風評影響への懸念に関連する因子を明らかにし、その結果をもとにしたリスクコミュニケーションを行うことを目的としている。令和5年度は、双葉町、大熊町、富岡町に住民票があり自治体からの郵送物を受け取ることのできる18歳以上の住民を対象とした質問紙調査を実施できるよう準備してきた。研究再開後より、調査の実施と結果の解析を進めていく予定である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
年度当初より研究者の妊娠産前産後の休暇、育児休業の取得による研究中断の影響を受けているため。
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Strategy for Future Research Activity |
質問紙調査を実施し、処理水放出に伴う風評影響への懸念に関連する因子を統計解析を用いて明らかにする。得られた結果を学術論文としてまとめる。各自治体の広報誌や自治体内で実施されている保健活動を通じて、対象住民への結果の還元を行う。
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Causes of Carryover |
研究者の産前産後の休暇、育児休業の取得に伴う研究中断のため。
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