2023 Fiscal Year Research-status Report
Job stressors and menstrual disorders
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23K16350
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
佐々木 那津 東京大学, 大学院医学系研究科(医学部), 講師 (40967056)
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Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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Keywords | 産業精神保健 |
Outline of Annual Research Achievements |
2023年および2024年にかけて7か月間の間隔で2回オンライン調査を実施した。ベースライン調査では予定通り、妊娠経験のないフルタイムの女性労働者2000名のデータを回収した。当初の計画では1年後にフォローアップをする予定であったが、曝露によるアウトカムの変動期間が先行研究から不明であることや、研究協力者の産婦人科医からの見解を参考にして、フォローアップ期間を短縮した。職場の心理社会的要因と月経関連症状の関連に対するメンタルヘルスの影響を解析し、論文を執筆している。ほかに3テーマについて副次的に解析し、論文を国際誌に投稿中および執筆中の状況である。女性労働者の健康支援の社会実装のための研究手法を学ぶため、2023年9月から2024年3月までWashington University in St. LouisのByron Powell氏のもとで客員研究員として研究を行った。その期間に習得した研究手法により、本研究で得たコホートデータの結果に基づいて社会実装に資する対策の立案に活かしていく。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
当初の予定通りにオンライン調査(ベースライン、追跡調査)を実施し、縦断データを収集できた。解析および執筆も計画以上に進行している。
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Strategy for Future Research Activity |
来年度は、引き続き縦断データの結果の解析をすすめる。また、計画を前倒しして職場でできる対策についてまとめるためのヒアリングが実施できるようにする。女性労働者の健康支援の社会実装に役立つ知見を学術的視点から整理できることを目標とする。
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Causes of Carryover |
アメリカ留学のために前倒し申請を行ったが、全額使用することはなかったため来年度使用額が生じた。
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