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2023 Fiscal Year Research-status Report

多剤処方パターンの分析とパーキンソン病発症リスクの定量的評価

Research Project

Project/Area Number 23K16363
Research InstitutionKyoto University

Principal Investigator

板谷 崇央  京都大学, 医学研究科, 特定助教 (70963536)

Project Period (FY) 2023-04-01 – 2026-03-31
Keywordsポリファーマシー / パーキンソン病 / 診療データベース / 臨床疫学 / 機械学習
Outline of Annual Research Achievements

本研究では、日本と英国における大規模な診療データベースを用いて、臨床疫学と機械学習の手法を組み合わせることによって、パーキンソン病発症前におけるポリファーマシーのパターンを明らかにする。そして、それらの処方パターンとパーキンソン病発症リスクとの関連性を定量的に検証することを目的とする。2023年度の実績は以下の通りである。
(1) 英国データベースの整備:英国プライマリ・ケア領域のデータベースへのアクセスを可能にし、本研究において利用可能な環境を整備した。本研究では、今後このデータベースを用いて研究を行っていく。
(2) 記述データの分析:英国データベースのうち、研究対象者となる全集団およびパーキンソン病患者の記述データの分析を開始した。
今後、パーキンソン病発症前のポリファーマシー有病割合を調査したうえで、それら処方パターンの詳細を分析していく予定である。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.

Reason

研究開始の当該年度は、計画通りに本研究の分析に使用する英国の大規模医療データベースの整備を完了させることできた。さらに研究対象者の記述データの分析についても開始することができたためである。

Strategy for Future Research Activity

整備した英国データベースをもとに、本研究課題の主たる目的であるパーキンソン病発症前の「ポリファーマシーの有病割合の記述」および「ポリファーマシーの組み合わせの解明」を行う。これらをまとめて論文化し、国際学術誌へ報告する予定である。さらに、日本のデータベースも整備したうえで同様の分析を実施する計画である。

Causes of Carryover

急速な円安によって論文掲載料等が高騰しているため、本年度予定していた海外渡航等を中止して、次年度以降の論文掲載料等に充てたいと考えたため。

  • Research Products

    (1 results)

All Other

All Int'l Joint Research (1 results)

  • [Int'l Joint Research] ロンドン大学(英国)

    • Country Name
      UNITED KINGDOM
    • Counterpart Institution
      ロンドン大学

URL: 

Published: 2024-12-25  

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