2023 Fiscal Year Research-status Report
自閉スペクトラム症児童の味覚特性が食行動異常に与える影響の検証
Project/Area Number |
23K16415
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Research Institution | University of Fukui |
Principal Investigator |
平井 孝治 福井大学, 学術研究院医学系部門, 助教 (70723013)
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Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2028-03-31
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Keywords | 自閉スペクトラム症 / 味覚 / 食行動異常 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究では、味覚の受容器である味蕾や末梢神経の機能の程度を評価できる検査法を用いて味覚特性を評価し、食行動異常との関連を検証する予定である。当該年度は、倫理審査申請書の作成および自閉症の評価・味覚の定量に必要な設備体制の準備につとめた。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
初年度には研究実施の体制を整え、次年度にリクルートを開始することを想定していたが、到達しなかった。
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Strategy for Future Research Activity |
自閉スペクトラム症児童の診療に携わる部門の協力および倫理審査の承認を得るといった研究実施のための体制を整える。
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Causes of Carryover |
自閉スペクトラム症の評価に必要な物品の準備は叶ったが、味覚機能の定量に必要な機器は予算不足により該当年度で購入できなかった。次年度使用額を利用して次の年度に購入し、研究実施の体制を整える。
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