2023 Fiscal Year Research-status Report
統合失調症者のケアラーに対する認知行動モデルを用いた探索的効果研究
Project/Area Number |
23K16446
|
Research Institution | Tokyo Metropolitan University |
Principal Investigator |
神澤 尚利 東京都立大学, 人間健康科学研究科, 准教授 (60622412)
|
Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2027-03-31
|
Keywords | ケアラー / 負担 / 統合失調症 / 認知行動モデル / 介入研究 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究では、統合失調症者をケアしている家族(ケアラー)を対象として、ケアラーがケアによる影響を正しく理解することを目的に認知行動モデルを用いた介入研究を実施する。 令和6年度より介入研究を実施するための準備として、令和5年度は研究代表者が所属する東京都立大学荒川キャンパス研究倫理委員会に計画書を提出し、承認を得た。 また、本研究で使用する尺度であり、研究責任者が作成した統合失調症ケアラー質問票(J-SCQ)の作成とその活用についての学会発表を27th East Asian Forum on Nursing Scholars in Hong Kongにて行い、病院・地域精神医学雑誌に掲載された。
|
Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
当初の計画通り、令和6年度より介入研究を実施する準備として倫理委員会の承認を得ることができた。 一方、対象者のリクルートをお手伝いいただく予定である全国精神保健福祉会連合会(みんなねっと)への依頼準備を行っている状態である。
|
Strategy for Future Research Activity |
6月までにみんなねっとにリクルートの依頼を行い、7月より介入を開始する。
|
Causes of Carryover |
差額はほとんどなく、予算計画通りである。次年度使用額はリクルートのための説明文書作成時の紙代などに充てる。
|